Microsoft、Windows 7のエディションを発表

» 2009年02月04日 08時17分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは2月3日、次期OS「Windows 7」の製品エディション(SKU)ラインアップを発表した。価格は発表されていない。

 大多数の顧客向けにはコンシューマー向けの「Windows 7 Home Premium」と企業向けの「Windows 7 Professional」を提供する。Home Premiumはリッチなビジュアル環境でエンターテインメントを楽しみたいユーザー向けで、Professionalは仕事での使用を目的とする中小企業あるいは個人向け。Windows Vista BusinessユーザーはProfessionalへの移行が適切だとしている。この2つのエディションに加え、「10億のパートナーからの意見を反映させ」さらに4つのエディションも提供する。全6エディションは以下の通り。

  • Windows 7 Home Premium(コンシューマー向け)
  • Windows 7 Professional(中小企業向け)
  • Windows 7 Enterprise(Software Assuranceプログラム採用企業向け)
  • Windows 7 Home Basic(新興国市場向け)
  • Windows 7 Starter(一部のOEM向け)
  • Windows 7 Ultimate(“すべてを望む”ユーザー向け)

 Vistaのエディションとの大きな違いは、Windows 7の各エディションは互いに「スーパーセット」であることだという。つまり、ユーザーは1つのエディションから別のエディションにアップグレードしても、前のエディションの機能を保有していられるということだ。

 また、Windows 7の各エディションは幅広いデバイスで稼働するよう設計されているため、例えばNetbook(ミニノートPC)でも複数のエディションからOSを選択できるとしている。

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