落書き上等の超軽量「iPad」ケース、「バブルラッパー」登場わずか18グラム

» 2010年05月27日 15時02分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 リュウドは5月27日、「Thinking Power Project」の新製品として、スレート端末用の超軽量モバイルケース「バブルラッパー」シリーズを発表した。ラインアップは、iPad、kindle2、kindle DX用の3種にペンケースを加えた計4種。価格は各480円で、ペンケースのみオープンプライスとなる。

photo 「バブルラッパー」シリーズ。左からペンケース、kindle2用、kindle DX用、iPad用

 シンプルな「封筒型デザイン」として、端末の収納や取り出しを容易にしたケース。素材には、川上産業の「♯37 クラフトB ラミネート」を採用。クラフト紙とエアーパッキン「プチプチ」の2層構造により、18グラムという最軽量級の重量を実現した。

photophoto iPad収納時。ただの封筒に見えなくもない

 「従来の専用ケースは、実用度よりオシャレ度や高級感を優先し、その結果、本体を含む携帯時の総重量が1キログラムを超えてしまうことも多い。バブルラッパーなら、約680グラムのiPadを入れても698グラム。画期的なモバイル環境を提供できる」(同社)。もちろん、キズや汚れからiPadを守る可能性もある。

photophoto iPadを取り出したところ。ただの封筒から取り出したように見える
photo モバイル時の総重量はわずか698グラム。ただの封筒を持っているようにしか見えない

 表層のクラフト紙は、水性ペンで文字やイラストを描くことができるため、カスタマイズは自由自在。「メモ用紙が見あたらないときにも便利だ」(同社)という。一方、内側の「プチプチ」をつぶして“暇つぶし”することも理論的には可能だが、高い確率でケースのクッション性が下がるため、公式にはサポートされていない。

photophoto 水性ペンでカスタマイズ可能。自由に落書きできる(左)。プチプチの手触りは上々(右)

 「極めて丈夫なクラフト紙だが、日々の自然なエイジングにより、ゆっくりと手になじみ、長く愛用したくなる商品」(同社)。製造は100%国内で行い、しかも同社によると100%ハンドメイドという。ただし、長く愛用できるかどうかは使い方次第だ。

 ケース表面のタグラインは、「Thinking Power Project」製品の特長。過去のシリーズには、「Thinking Power To The People」(みんなに考える力を!)、「Think Before Search」(検索する前に考えてみよう)といった標語が書かれていた。今回はシリーズ完結の最終スローガン。スタンプ押しで「Too Much Thinking is a Waste of Time」(考えすぎは時間の無駄)と記されている。

photo まさかのどんでん返し

 バブルラッパーの取り扱い店は、東京・秋葉原の「秋葉モバイル」、オンラインショップの「信頼文具舗」「キーボードのお店 Shop U」「Vis-a-vis」(5月27日現在)。ペンケースは信頼文具舗のみで販売する。

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