ジャングル、動画変換ソフト「MovieGate 4」などファミリー製品を投入

» 2010年10月14日 15時34分 公開
[ITmedia]

 ジャングルは10月14日、動画関連ソフト「MovieGate」ファミリーの最新版を発表した。ラインアップは、動画変換ツール「MovieGate 4」、BDオーサリングに対応した「ArcSoft BD Authoring」、マルチメディアプレーヤー「ArcSoft BD Theatre」の3製品。これに加えて、MovieGate 4に簡易オーサリングソフトをバンドルした「MovieGate 4+DVD/BDオーサリング」と、携帯デバイス向けに出力解像度をSD画質にした「MovieGate 4 Mobile」も用意される。ラインアップ全体で動画の変換からBD/DVDへの書き出し、視聴までをサポートする形だ。

 MovieGate 4は、多彩な動画/音声ファイルの入出力に対応し、QVGAをSDに、SDをHDにアップコンバートする機能を備えた動画変換ソフト。バージョン3と比べて変換速度が246%ほど高速化したほか、GPGPU(CUDA/ATI Stream)にも対応しており、さらに高速なエンコードが行える。また、ArcSoftの独自技術であるSimHDにより、シャープネスや色補正、ノイズ削減など、高画質化機能を備えているのも特徴だ。このほか、閲覧中のYouTube動画を右クリックで取り込み、指定したフォーマットへ自動的に変換する「Video Downloader」も付属している。

高画質化機能としてArcSoftのSimHDを搭載。シャープネスや色を自動的に補正するという

再生デバイスに適した多彩なプロファイルを用意するほか、解像度やビットレート、アスペクト比などの詳細なカスタマイズも可能。変換手順は動画ファイルをドラッグ&ドロップするだけと非常に簡単だ

 対応OSはWindows XP/Vista/7。価格(括弧内はダウンロード価格)は、標準版が1万5540円(1万2800円)、MovieGate 4+DVD/BDオーサリングが1万8690円(1万4095円)、MovieGate 4 Mobileが1万290円(6476円)。同日より先行してダウンロード販売を行い、パッケージ版は10月21日に発売される予定だ。

 一方、ArcSoft BD AuthoringとArcSoft BD Theatreも同様にGPGPUをサポートし、エンコードと再生のそれぞれでCPU負荷を軽減した。また、ArcSoft BD Theatreは、DVD再生時にHD画質へアップコンバートする機能を持つほか、自動的に画質を補正するSimHDを搭載している。さらに無償プラグインを適用することで、2D映像の3D化や、Blu-ray 3Dにも対応した。価格(括弧内はダウンロード価格)は、ArcSoft BD Authoringが1万3340円(9800円)、ArcSoft BD Theatreが6980円(3980円)。こちらも10月14日に先行ダウンロード販売を開始、パッケージ版を10月21日に発売する。

MovieGate 4シリーズのプロモーションを担当するのは、プロレス団体のドラゴンゲートに所属するCIMA選手。全4回でMovieGate 4の活用に関するブログを更新する予定だ。開発元であるArcSoft IncのCEO、マイケル・デン氏と撮影(写真=右)

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