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NECディスプレイ、LED光源の小型軽量プロジェクター「NP-L50WJD」LED光源で500ルーメン、ホームユースにも訴求

» 2011年09月01日 18時00分 公開
[ITmedia]

NECディスプレイソリューションズで初のLED光源採用プロジェクター

「NP-L50WJD」

 NECディスプレイソリューションズは9月1日、同社製プロジェクター「ビューライト」シリーズの新機種として、LED光源の小型軽量モデル「NP-L50WJD」を発表した。2011年9月15日に発売する。価格はオープン、実売価格は8万円前後の見込み。

 同社製プロジェクターでは初のLED光源採用モデル。日本国内で販売されている1.5キロ以下のLEDプロジェクターの中では最も明るい500ルーメンを達成した(ハイブリッド光源の製品は除く。2011年9月1日同社調べ)。小規模のプレゼンテーションやモバイル用途に加えて、映画鑑賞やゲームも想定している。

 LED光源は輝度が半減するまでに2万時間と寿命が長いため、通常のプロジェクターと異なり、ランプ交換は不要だ。本体サイズは226(幅)×175(奥行き)×43(高さ)ミリとB5サイズのフットプリントで、重量約1.2キロの小型軽量ボディを採用する。

 ボディはスライド式のレンズカバーを装備し、電源ボタンと信号切り替えボタン、フォーカスレバーのみのシンプルなデザインとした。本体カラーはピアノブラックでUV塗装も施している。底面にはカメラ用の三脚を装着できるネジ穴も用意した。本体は上下方向に360度、どの角度でも設置ができる「チルトフリー」に対応する。

スライド式レンズカバーを装備(写真=左)。背面のインタフェース(写真=右)。小型軽量ボディながら、電源は内蔵している

 投写方式は単板DLPで、103万9680画素(WXGA相当)の0.45型パネル(アスペクト比16:10)を内蔵。単板DLP方式だが、光源に3LEDを用いているため、カラーホイールは搭載しない。最大表示解像度はアナログ接続で1600×1200ドット、デジタル接続で1920×1080ドット(圧縮表示による対応)だ。コントラスト比は2500:1、表示色は約1677万色、Adobe RGBカバー率90%(面積比98%)の広色域表示に対応する。投写する壁紙の色に応じて、投写する映像の色を補正する壁色補正機能も持つ。

日本語表記のカードリモコンが付属。リモコンを使って、画面上で特定部分を拡大できる機能も搭載する

 映像入力はアナログRGB(D-Sub)、HDMI、コンポジットビデオを搭載。音声入力はステレオミニとHDMI(映像入力と共用)を用意し、2ワットのモノラルスピーカーも内蔵する。SDメモリーカードスロット、USB(タイプA)、Mini USB(タイプB)も備えており、USBメモリやSDメモリーカードに保存した画像、動画、PDF、Microsoft OfficeファイルをPCレスで投写できるほか、1Gバイトの内蔵メモリにこれらのファイルを保存して閲覧することも可能だ。

 使用時の消費電力は110ワット、スタンバイ時の消費電力は0.5ワット。さらにエコモードをオンに設定すると、消費電力を約30%抑えられる(明るさは約50%低下する)。

 機能面では、電源を入れてから約4秒で投写できる「クイックスタート」、自動台形歪補正、電源を切ると同時に冷却ファンも止まる「クイックパワーオフ」、投写中に電源タップのスイッチなどで電源をオフにできる「ダイレクトパワーオフ」にも対応する。

 なお、同社はNP-L50WJDの発売記念として、メーカー初回出荷1000台限定でマンフロット製の三脚を添付する「デビュー・キャンペーン」を実施する。



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