本機のディスプレイは、マルチタッチ操作が行える静電容量方式のタッチパネルに加え、デジタルペンで操作するデジタイザーも内蔵する。解像度こそ1024×600ドットと昨今のノートPCとしては少し心細いが、静電タッチパネルの弱点を補うデジタイザーはタブレットにおける操作性向上に直結する。こちらはなかなかの良ポイントと評価できる。
つまむ/開くで拡大/縮小、左右に払って戻る/進むといった主にビュワーとして手軽に活用するタッチ操作、かたや細かい操作や文字入力はデジタルペンに持ち替えて。マルチタッチ操作とペン操作を、かなり自然に、スムーズに切り替えられる。
文字の入力は、Windows 7標準のソフトウェアキーボード+手書き入力機能に加え、他言語対応の「Swype Input Method」によるソフトウェアキー入力環境も用意する。タップ操作で文字列を1つずつ入力していく基本スタイルのほか、ペンの軌跡をそのまま連続した文字列として認識する“Swype”入力モードを備えている。
「HP Slate 2」のデジタイザーペン+Windows 7標準手書き入力機能で文字を入力。“千”という文字が誤認識されたが、後の文字列で正しく認識された
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HP Slate 2にプリインストールする高速ペン入力環境「Swype」
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