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» 2012年11月13日 18時30分 UPDATE

スマートデバイスの“大画面化”も可能:15.6型でもモバイルできちゃうディスプレイ「On-Lap 2501M」を使ってみた (1/2)

MHL入力と内蔵バッテリーを備える15.6型モデルのモバイルディスプレイ「On-Lap 2501M」が登場した。ノートPCに加え、スマートデバイスとの親和性も高いのが特徴だ。タブレットのお供にモバイルディスプレイ、といった新しい利用スタイルも容易に実現できる。

[池田憲弘(撮影:矢野渉),ITmedia]

ちょっと大きめ? 15.6型のモバイルディスプレイ

photo On-Lap 2501M

 外出先でもデュアルディスプレイじゃなきゃヤダ。作業効率も上がるし、画面は大きい方がいい――そんな人は「On-Lap 2501」をチェックしてみよう。

 On-Lap 2501は、Gechicの15.6型ワイド液晶ディスプレイだ。同種の製品として13.3型の「On-Lap 1301」や「On-Lap 1302」があるが、それよりもサイズがひとまわり大きいため、モバイル用途だけではなく、据え置きで使うことも想定している。

 同製品は、下位モデルの「On-Lap 2501A」と内蔵バッテリーを搭載する上位モデル「On-Lap 2501M」、2種類のラインアップがあるが、今回は上位モデルのOn-Lap 2501Mを紹介しよう。

 On-Lap 2501Mの本体サイズは395(幅)×260(奥行き)×12(厚さ)ミリで、重量は1337グラム(実測値)だ。USBバスパワーや付属するACアダプタのほか、内蔵バッテリーでも動作する。バッテリーの容量は9300ミリアンペアアワー/3.7ボルトで、動作時間は約10時間としている(輝度50%の場合)。ACアダプタ駆動とバッテリー駆動は、本体左側面のスイッチで切り替えられる。

photophoto USBケーブルで充電できるほか、ACアダプタも付属する(写真=左)。充電中は本体右上の充電ランプがオレンジ色に光る(写真=右)

 ディスプレイの設置は、付属の専用スタンド「STAND BRICKS」か、液晶保護カバーを兼ねたスタンドを利用する。STAND BRICKSはディスプレイの下部に装着して、縦置きと横置き両方に対応できるほか、左右に装着し、ディスプレイを寝かせることも可能だ。On-Lap 1302よりも厚さがある(On-Lap 1302は8ミリ)ため、STAND BRICKSの溝にぴったりとはまり、ディスプレイ設置時の安定性はOn-Lap 1302よりも高まっている。縦置き時に本体がぐらつくこともほぼなかった。

photophoto STAND BRICKSは、本体の左右に装着することも可能だ(写真=左)。角度は120度程度になる(写真=右)

 付属する樹脂製の液晶保護カバーは、持ち歩き時の衝撃から液晶を守るほか、横置きのスタンドとして使用できる。このカバー兼スタンドは取り外しも可能。標準で黒色が付属し、オプションで赤色、青色、黄色も用意する。

photophotophoto 液晶保護カバーは、持ち歩き時の衝撃から液晶を守り(写真=左)、スタンドにもなる(写真=中央)。黒色は標準で付属し、オプションで赤色、青色、黄色の3種類を用意する(写真=右)。価格は1980円(税込み)。

スマートフォン、タブレットの映像を出力するMHLに対応

 映像入力はアナログRGB、HDMIに加え、MHL(Mobile High-definition Link)を備えた(下位モデルのOn-Lap 2501AはMHL入力に対応しない)。アナログRGBも搭載することで、従来モデルより、多くのノートPCで手軽に使えるようになったのがポイントの1つだ。

 MHLは、Androidスマートフォン/タブレットで採用例が増えている、映像伝送用の小型インタフェースで、スマートフォンやタブレットの映像を対応するディスプレイに出力できる。プレゼンテーションなど複数人で画面を共有するときに有用で、縦横どちらの表示にも対応する。また、MHLは音声の入力にも対応するため、複数人で動画を視聴するといった使い方にも向く。もちろん大画面でアプリやWebブラウジングを楽しむのもいい。

photophotophoto 映像入力インタフェースは本体右側面に集中している。バッテリー駆動とACアダプタ駆動の切り替えスイッチもある(写真=左)。ケーブルも3種類付属する(写真=中央)。MHLでGALAXY Note SC-05Dを接続した例。MHL出力対応機種も増えてきている(写真=右)

 スマートフォンやタブレットと本製品を接続する場合、Bluetoothキーボードなどを使うことで、あたかもPCのように活用することも可能だ。モバイルディスプレイということで、ノートPCとともに携帯したいところだが、本体の重量が1キロ以上あるので、使う人を選ぶだろう。その点、スマートデバイスであれば、持ち運びはいくらか容易だ。なお、スマートフォンをディスプレイに固定するスタンドも付属する。

縦置きで使うなら、視野角に注意

photo 液晶パネルにはノングレア処理が施してあり、映りこみなどを気にしなくて済むところはよい。最大輝度は200カンデラ/平方メートルだ

 ディスプレイの解像度は1366×768ドットだ。モバイル用途ならまだしも、据え置きで使うなら、解像度はやや物足りないと感じるかもしれない。液晶パネルはTN方式で、視野角は横置きの場合、上方向が20度、左右と下方向は45度と狭めだ。

 とはいえ、本体が軽く、角度の調整もしやすいので、横置きで使う場合はさほど問題ない。ただ、縦置きにすると話が変わる。Webブラウジング専用のディスプレイとして縦置きすると、情報の一覧性が高まり、使い勝手も上がるが、左右の視野角がかなり狭くなるため、ディスプレイとほぼ正対しなければならなくなる点には注意が必要だ。

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