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» 2013年03月01日 21時00分 UPDATE

メーカーへの配慮も、でもこれが本命?:「競争力がある製品」――MS樋口社長が見せる「Surface」への自信 (1/2)

マイクロソフト製のWindowsタブレット「Surface」がついに日本市場にも投入される。発表会では、マイクロソフトがデバイスを自社開発した理由、そして日本市場への投入が遅れた理由を説明した。

[池田憲弘,ITmedia]

OS、サービス、ハードウェアを組み合わせ、質の高いユーザー体験を

photo 発表会で展示していたSurface RT

 既報の通り、日本マイクロソフトは3月1日、Windowsタブレット「Surface RT」を2013年3月15日に国内販売すると発表した。ラインアップはSSDの容量が異なる2モデルで、キーボード付きカバーとのセットモデルも用意される。価格は以下の通りだ。

 製品発表会では、Surface RTの製品説明やプロモーションのほか、マイクロソフトが自らデバイスを開発した経緯や、諸外国に比べて発売が遅れた理由を説明した。

Surface RTとアクセサリの価格
製品 想定実売価格
32Gバイトモデル 4万9800円
64Gバイトモデル 5万7800円
32Gバイトモデル+Touch Cover(ブラック) 5万7800円
64Gバイトモデル+Touch Cover(ブラック) 6万5800円
Touch Cover(ブラック/ホワイト/シアンブルー) 9980円
Type Cover(ブラック) 1万980円
24ワット電源アダプター 3980円
VGAアダプター 3980円
HDデジタルAVアダプタ 3980円

※Type Coverは近日発売予定、それ以外は2013年3月15日に発売

photo 日本マイクロソフト 代表取締役社長の樋口泰行氏

 発表会ではまず、日本マイクロソフト 代表取締役社長の樋口泰行氏が登壇し、「長くマイクロソフトに勤めているが、端末を発表するのは初めてでエキサイトしている。ユーザーやパートナーなど各方面の方々からいつ発売するかと言われてきたが、やっと日本でも販売できる」と感慨深げに述べた。

 マイクロソフトがなぜハードウェア方面まで進出するのか。その理由を樋口社長は「ハードウェアとソフトウェアの両方を提供することでビジネスの効率化が図れる。そういったスピード感も必要になってきたため」と語る。

 ただ、パートナーを競争相手にするのではなく、あくまでOSとサービス、ハードウェアを統合することで、質の高いユーザー体験を提供することが目的と強調する。「昔はPCの使い勝手向上させるために、性能を上げることを重視していた。現在は、PCの体感速度という面では十分満足できるところまで来た。これからはユーザーそれぞれのライフスタイルにあったユーザー体験を与えることが重要。ハードウェアとソフトウェアのメリットをすりあわせることで、それが実現できる思う」(樋口氏)

photophoto Surface RTは3色のTouch Coverを用意する(写真=左)。厚さは約3ミリと薄い(写真=右)
photophotophoto Touch Coverのキーボード面(写真=左)。Type Coverは「Surface RT発売から数日遅れる見込み」(マイクロソフト)という(写真=中央)。エレコムからフィルムやカバーなどの周辺機器が登場する(写真=右)

 ハードウェアを投入したものの、あくまでPCベンダーとの協力体制は続けていく。PCメーカーと協力し、iOSやAndroidといったほかのOSに対抗することが目的だ。「国内でWindows 8マシンは250機種以上出ているが、あくまでSurfaceはその中の1つ。パートナーと一緒になってハードウェアからWindowsを盛り上げていきたい」(樋口氏)。

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