Microsoft、Windows 8のメール、カレンダー、Peopleアプリをアップデート

» 2013年03月26日 08時23分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは3月25日(現地時間)、Windows 8に標準搭載されるコミュニケーション系アプリ、メール、カレンダー、Peopleをアップデートすると発表した。26日からWindows Store経由で順次提供していく。

 スタート画面にWindows Storeのライブタイルを置いているユーザーは、アップデートが可能になるとタイルに表示されるので、クリック(タップ)することでアップデートできる。

 今回のアップデートでは、特にメールの機能が大きく改善される。カレンダーは、米Googleが1月30日にExchange Active Syncのサポートを終了したため、Googleカレンダーとの同期はできなくなっている。MicrosoftはWindows Phone 8ではCalDAVとCardDAVをサポートすると発表しており、Windows 8でもサポートされることが期待されるが、今回のアップデートでは見送られたようだ。

メール──フォルダ作成/削除やサーバ内検索が可能に

 メールアプリの主な新機能は以下の通り。ドラフトメッセージの強化や宛先候補の提示はタブレットでのメール作成に役立ちそうだ。

  • フォルダの作成、削除、名称変更
  • メッセージのタグ付け
  • 未読メールのフィルタリング
  • 同期速度の向上
  • サーバ上のメール検索
  • スパムメールのマーキング
  • 宛先候補の提示
  • ドラフトメッセージ機能の強化
 filter メールのフィルタ機能

カレンダー──週間表示が可能に

 Googleカレンダーとの同期はできなくなったが、様々な新機能が追加された。

  • 週間表示
  • 招待機能の追加
  • 設定した予定のスケジュール管理機能(Microsoft Exchange利用のビジネスアカウント)
 week 1週間表示

People──Facebookの友達のウォールへの直接投稿機能

 FaebookやTwitter、Outlook.comの連絡先をまとめて管理するPeopleにも幾つかの新機能が搭載された。

  • Facebookの友達のウォールへの直接投稿
  • 「What's new」フィルタで友達のアクティビティをチェック
  • Active Directory Global Address List(GAL)のサポート(ビジネスユーザー向け)
 new What's newフィルタ

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