レノボ・ジャパンは10月30日、14型タッチ対応コンバーチブルUltrabook「Flex 14」を発表した。2013年11月上旬より順次発売する。価格はオープンで、同社直販価格は10万6800円から。
Flex 14は約300度回転するディスプレイを搭載しており、通常のノートPCスタイルとなる「ノートブック」モードと液晶ディスプレイを回転させ、キーボード部をスタンド代わりとする「スタンド」モードを利用可能だ。300度以上回転しないので、スタンドモード時にタッチ操作をしてもディスプレイがぐらつかないという。
10点マルチタッチの液晶ディスプレイを備えたタッチ搭載Ultrabookでありながら、ストレージをキャッシュ用SSD内蔵のHDDにするなどコストを抑えて、10万円台からという低価格を実現したのもポイントだ。3200×1800ドット液晶を搭載するUltrabookYoga 2 Proよりも安価なラインアップとなる。
第4世代のCore i5を搭載する上位モデルとCore i3を搭載する下位モデルの2機種を用意する。上位モデルの基本スペックは、CPUがCore i5-4200U(1.6GHz/最大2.6GHz)、メモリ容量が8Gバイト(8Gバイト×1、PC3-12800)、ストレージがキャッシュ用16GバイトSSDを搭載した500GバイトHDDとなる。14型ワイド液晶ディスプレイは1366×768ドット表示に対応し、10点マルチタッチが可能だ。グラフィックスはCPU統合のIntel HD Graphics 4400を利用する。下位モデルはCPUがCore i3-4010U(1.7GHz)に、メモリ容量が4Gバイトとなる。
インタフェースはUSB 3.0、USB 2.0×2、100BASE-TX対応有線LAN、HDMI出力、ヘッドフォン/マイク共用端子、ステレオスピーカー、マイク、HD Webカメラ(720p)、SDメモリーカードスロット(MMC対応)を備える。通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0を利用可能だ。
OSは64ビット版Windows 8.1、オフィススイートはOffice Home and Business 2013をプリインストールする。バッテリーは4セルのリチウムイオンバッテリーを内蔵し、バッテリー動作時間は約8.1時間(上位モデル、下位モデルは約8.6時間)としている。本体サイズは343.2(幅)250.9(奥行き)×21.5(厚さ)ミリで、重量は約2キロ。カラーバリエーションはブラックの1色のみ。
Flex 14店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
Flex 14 | 59387116 | コンバーチブル | 新モデル | Core i5-4200U (1.6GHz/最大2.6GHz) | 8GB (DDR3L) | 500GバイトHDD+16GバイトSSD | 64ビット版 Windows 8.1 | ― |
59387121 | コンバーチブル | 新モデル | Core i3-4010U (1.7GHz) | 4GB (DDR3L) | 500GバイトHDD+16GバイトSSD | 64ビット版 Windows 8.1 | 10万6800円前後 | |
Flex 14店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
Flex 14 | 59387116 | 14型ワイド (IPS/タッチパネル) | 1366×768 | CPU統合 | − | CPU統合 (HD 4400) | Office Home and Business 2013 | 約2キロ |
59387121 | 14型ワイド (IPS/タッチパネル) | 1366×768 | CPU統合 | − | CPU統合 (HD 4400) | Office Home and Business 2013 | 約2キロ | |
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