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» 2013年11月12日 16時00分 UPDATE

鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8.1」:「Surface 2」インプレッション──旧世代からの“ほう、なるほど”な変更点を探る (1/3)

Windows 8.1の登場とともに、「Surface」シリーズも新世代が発売された。初代Surface RTユーザー目線での「ねっちり新旧比較」を行い、どこが改善されたかをチェックする。

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

「Surface」インプレッション 第1世代と第2世代の差

Surface 2+Type Cover 2 第2世代となった「Surface 2」+「Type Cover 2」(撮影:矢野渉)

 2012年10月25日、筆者は米ニューヨークへと飛び第1世代の「Surface RT(2013年11月現在、“RT”の文字列を廃した「Surface」として継続展開)」を同日夜のタイムズスクエアでのカウントダウンイベントに参加してまで発売初日に購入した。Surface RTのファーストインプレッションは「Windows RTも、ある程度割り切れば思うほど使えないことはない」とだったが、実際に1週間、2週間と使い続けると、やはり少し残念な部分が際立って感じられるようになってきたことを思い出す。

 ……それが、第2世代となった「Surface 2」(レビュー記事まとめはこちら)はどう変わっただろう。

 まずは、こういった気になっていた不満がかなりの部分で解消されていることが使い始めてすぐ分かった。というわけで今回より数回に分けて、第2世代Surface「Surface 2/Pro 2」のちょっと細かいインプレッションをお届けしよう。

細かい改良がありがたい「Surface 2」

 初代Surfaceで感じていた主な不満点は、

  • モバイル環境で、なんだか使いにくいところがある(Type Coverで膝打ちできない/設置スペースが思った以上に必要/バッテリー駆動時間)
  • (特にUSBの)ポート数の少なさとケーブル取り回しが煩雑
  • パフォーマンスが不十分(日本語入力やWebブラウジングで体感)

 といったハードウェア仕様に起因するものと、Windows RTゆえのソフトウェア的制約が中心だった。

 後者のソフトウェア部分については、新バージョンのWindows RT 8.1で使いやすく改良された部分を除き、Surface 2 Proを含む通常のWindows 8.1デバイス比では、デスクトップUIソフトウェア(これまでのx86/x64ソフトウェア)は使えない点とデバイスドライバの都合で周辺機器サポートの面では引き続き多少の制限は受ける。ただ、前者のハードウェア面での不満はいろいろな部分でスッと解消されている。

 初代Surfaceと比べると、本体カラーや質感が変更された以外に(……ちなみに、初代に比べて指紋や皮脂の付着が目立ちにくくなっている)、実際にフィードバックを受けて変更したと思われる細かいチューニングがなされている。例えば端子の位置。本体右側面の電源端子は若干中央方向に移動され、これによりケーブルを下側に向けたときにテーブルと干渉することがなくなった。microSDスロットの位置も少し移動し、初代機より格段にカードへのアクセスがしやすくなっていた。

 もう1つ、細かいがACアダプタ接続中に点灯するLEDランプも形状が変更された。初代機はのぞき込まないと視認できないので使い勝手が悪かったが、第2世代では遠目でも視認しやすくなった。

新旧Surface RTの本体右側面を比較新旧Surface RTの本体右側面を比較 新旧世代の本体右側面を比較。端子の位置がわずかに変更されている。特に電源コネクタがついてはやや中央部へと移動している。このことが何を意味するのか……は本文を参照願いたい(写真=左) microSDスロットの位置も変更されている。従来はキックスタンドの付け根付近だったのが、下側の位置に移動したので、とても抜き差ししやすくなった(写真=右)
新旧Surface RTのACアダプタ端子部新旧Surface RTのACアダプタ端子部 標準ACアダプタの端子部にあるLEDランプの形状も変更され、より視認しやすくなった。第1世代(写真=左)は端子先端にある小型のLEDのみだったが、Surface 2のACアダプタは(写真=右)は、その先端がリング状に光る仕様となった。これによりどの位置からでも通電/充電状態を視認しやすくなった
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