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» 2014年12月12日 19時00分 UPDATE

注目“テーブルトップ”PCレビュー:これはデスクトップの2in1だ──「Lenovo HORIZON 2」で新時代のPCを体感した (1/3)

新しいスタイルのPCに積極的にチャレンジしているレノボ。今回はそんなレノボの新スタイルにおける1つの成果「HORIZON 2」を検証してみた。

[石川ひさよし(撮影:矢野渉),ITmedia]

超大型2in1という新スタイル

 「HORIZON 2」は、27型ディスプレイを備えた“2in1”PCだ。2in1といっても、いま流行の[クラムシェルスタイルのノートPC」「スレートタイプのタブレット」の使い分けではない。1つ目は従来のディスプレイ一体型のオールインワン(AIO) PCのようなスタイル、そして、もう1つは「テーブルトップ」PCだ。パタンと倒して巨大なタブレットとして使える。

kn_hrzn2_01.jpg 27型ディスプレイを使用したディスプレイ一体型にしてテーブルトップPC「HORIZEN 2」

 こうして書くと、なんだか特殊なPCのように思うかもしれないが、Windows 8の登場以降、タッチパネル対応のPCやディスプレイの一部では、ディスプレイを水平近くまで倒して、タッチしやすいスタイルで使うモデルが登場している。HORIZON 2は、そうしたPCにモバイルの技術を導入したPCと考えると分かりやすい。

 ディスプレイサイズは27型で、解像度は1920×1080ピクセルを確保している。タッチパネルを組み込んで、Windows 8以降で標準的な10点同時タッチ機能もサポートしている。ベゼルとパネルとの段差もない。

kn_hrzn2_02.jpg 解像度は1920×1080ピクセル。サイズが27型なのでワンランク高い解像度も欲しくなる。ただ、タッチ操作はとても楽だ

 本体のサイズは669(幅)×480(高さ)×20(奥行き)ミリだ。27型ディスプレイと同等の“迫力ある”サイズと言える。実際に本体を水平に倒してテーブル形状にしてみると、違和感はない。20ミリという本体の厚みは、多くのディスプレイより薄い。スタンドを完全に収納できるデザインであることも、テーブルとして見た目の違和感をなくしている。

 なお、本体のサイズがあるだけに、持ち運びは容易ではない。重量も7.6キロある。スタイルを切り替えて利用するにしても、使う場所を決め、例えばリビングとダイニングなど、屋内近距離で移動するのがよいだろう。ただし、本体にはバッテリーも搭載しているので、短時間であればコンセント、ACアダプタに依存せず利用可能だ。

kn_hrzn2_04.jpg ,,本体の厚みは20ミリで、写真ではかなり薄いが、画面サイズが27型なので実はそれなりに厚い。とはいえ、27型ディスプレイとして考えると薄さを追求した設計といえる

 スタンド部はU字形状を採用している。ヒンジはやや硬めだ。すべり止めのゴム脚もあるため、タッチ操作でグラつくことはあまりないが、過度に強く押すことは控えたほうがよいだろう。

kn_hrzn2_05.jpg スタンド部はU字形状で、通常のディスプレイのように立てる場合は100度以上開いて用いる

kn_hrzn2_06.jpg シンプルな構造のスタンドで、角度はある程度自由が効く

 インタフェースは、左側面にHDMI入力、2基のUSB 3.0、ヘッドセット端子、そして、ACアダプタ用コネクタを備える。右側面には、電源ボタン(長押しでオン/オフ)、ボリューム調整ボタンのみの構成だ。ACアダプタ用コネクタの形状は、LenovoやNEC製品の一部モデルと共通するで角型を採用した。ACアダプタ本体は、一般的なノートPC向けのものとほぼ同等で、2in1やタブレット用のものよりも大きめだ。

kn_hrzn2_03.jpgkn_hrzn2_07.jpg インタフェースは少なめ。2基のUSB 3.0を搭載する。HDMI入力があるので、ほかのPCのディスプレイとして、あるいは、Blu-rayプレーヤーやHDDレコーダーなどの家電、デジタルカメラも接続できる

kn_hrzn2_08.jpg ACアダプタは一般的なノートブックPCサイズだ。

 付属のキーボードとマウスは、ともに2.4GHz無線接続で、本体背面と同じシルバーでそろえている。キーボード側はテンキーを設けている。

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