ワコムは1月6日、液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズの最上位モデルとして、27型サイズの「27QHD」(ペンモデル)と「27QHD touch」(ペン&タッチモデル)を発表した。価格は順に26万8000円と31万8000円(ワコムストア価格/ともに税抜き)。2月発売予定だ。
従来の最上位モデルである「Cintiq 24HD」のボディサイズをほぼ維持しつつ、より広く、解像度の高い27型ワイド液晶ディスプレイ(2560×1440ピクセル)を備えたのが最大の特徴だ。また、これまでベゼル部分に内蔵していたファンクションキーを分離し、フラットな全面ガラススクリーンにマグネットで着脱できるExpressKey Remoteを採用した。色域はAdobe RGBカバー率97%をうたうほか、X-rite社製のカラーキャリブレーションをオプション品として用意する(2万9800円予定/税抜き)。
映像入力はDisplayPortおよびHDMI(HDCP対応)。読み取り可能範囲は596.7×335.6ミリで、分解能は0.005ミリ、傾き検出は±60段階となっている。本体サイズは770(幅)×465(奥行き)×54.5(高さ)ミリ。スタンドが分離したことで本体重量は約9キロと大幅に軽減された(関連レビュー:大きいことはいいことなのか!?:ワコムの最新液晶ペンタブ「Cintiq 27QHD」を漫画家が使う)。
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