レビュー
» 2015年05月29日 16時45分 UPDATE

実売価格2万円を切って買いやすい:2基のUSBでいろいろ使えるスティック型PC「Diginnos Stick DG-STK1」を試す (1/2)

スティック型PCにサードウェーブデジノスも参戦。ファンレスながら金属ボディで放熱効率も高いというその処理性能を検証する。

[芝田隆広(撮影:矢野渉),ITmedia]
ココが「○」
・実売2万円を切る低価格
・USB 2.0とmicro USBを搭載
・約55グラムのコンパクトなボディ
ココが「×」
・単体では操作できない
・最新3Dゲームの動作は苦しい

2万円を切る低価格で拡張性も高い

 このところ、HDMI搭載のテレビに差せばそのままPCとして使える「スティック型PC」が流行の兆しをみせている。「Diginnos Stick DG-STK1」(以下DG-STK1)もその1つで、「ドスパラ」を運営するサードウェーブデジノスが発売した製品だ。実売価格は税別で1万6449円となっている。

kn_dsstk1_03.jpg サードウェーブデジノスのスティックPC「Diginnos Stick DG-STK1」は金属ボディを採用して放熱効率を高めているのが特徴だ

 本体サイズは、約109(幅)×37.6(奥行き)×14(高さ)ミリで、重さは約55グラム。その外観は「普通よりひと回り大きいUSBメモリ」といったサイズ感だが、フルWindowsを導入したれっきとしたPCだ。OSは32ビット版 Windows 8.1 with Bingを導入し、CPUは“Bay Trail-T”世代のAtom Z3735F(1.33GHz/最大1.83GHz、4コア4スレッド、2次キャッシュメモリ2Mバイト)を採用する。

 映像出力インタフェースはHDMIを備えており、音声もHDMIで出力する。システムメモリの容量は2Gバイトで、グラフィックスコアはCPUに統合したHD Graphicsを利用する。ストレージは容量32GバイトのeMMCで、本体のmicro SDスロットにメディアカード(SDXC対応のmicroSD)を差してストレージを増設可能だ。無線接続はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANと、Bluetooth 4.0が利用できる。

 DG-STK1の特徴としては、外部インタフェースとしてUSB 2.0とMicro USBを搭載している点が挙げられる。これらは給電用Micro USBとは別に用意しているので、USB機器を常時2台接続して利用できる。マウスとキーボードを同時に接続したり、USBハブをつないでさらに多くの周辺機器を接続できるのは便利だ。

kn_dsstk1_05.jpg

kn_dsstk1_04.jpg 本体に通常サイズのUSB(Type-A)を備えるなど拡張性の高さも特徴だ。そのわきにあるMicro USBは充電専用

 スティック型PCの中には、冷却用のファンを搭載しないファンレスの機種も少なくない。DG-MTK1もファンレスモデルだ。ただし、金属製ボディを採用することで内部で発生する熱の外部拡散に配慮している。実際に使用していると、ファンレスなのでさすがにボディの表面温度が高くなるものの、通常の使用ならば「じわりと温かい」というレベルで手でも触れる。通気性のいい場所で使えば、熱によるフリーズやシャットダウンはさほど心配しなくてもすみそうだ。

Diginnos Stick DG-STK1の主な仕様
OS 32ビット版 Windows 8.1 with Bing
CPU Atom Z3735F(1.33GHz/最大1.83GHz、4コア4スレッド、2次キャッシュメモリ2Mバイト)
メモリ DDR3L 2Gバイト
グラフィックス HD Graphics(CPU統合)
ストレージ 32Gバイト eMMC
無線LAN IEEE802.11b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.0
インターフェイス HDMI、USB 2.0、microUSB、充電用microUSB
カードスロット microSD(SDXC対応)
サイズ 約109(幅)×37.6(奥行き)×14(高さ)ミリ
重量 約55グラム
付属品 USB-ACアダプタ、HDMI延長ケーブル、microUSB/USB変換ケーブル、給電用USBケーブル

kn_dsstk1_07.jpgkn_dsstk1_08.jpg CPU-ZとGPU-ZでDG-STK1に搭載したAtom Z3735Fとそこに統合したグラフィックスコアのHD Graphicsの仕様を確認する

       1|2 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.