Core i5にBlu-rayで7万9800円──「HP Pavilion 23」の“費用対効果”に驚く(前編)そしてスピーカーはB&O PLAY(2/3 ページ)

» 2015年07月07日 11時00分 公開

曲面を多用した“ゆるやかな”ボディ

 HP Pavilion 23の注目ポイントとしては、ボディデザインも挙げておきたい。そのボディは、ユニボディのデザインにHPがブリザードホワイトと呼ぶ本体色を採用する。継ぎ目なく、ゆるやかな曲線をパネルに取り入れた背面は、ドットパターンにパールコーティングを施し、真珠のように輝く仕上げとなっている。また、ディスプレイ面はフラットガラスパネルを用いて、スッキリとした印象だ。

ブリザードホワイトにドットパターンを施した背面

曲面を背面だけでなくスタンドにも取り入れている

 本体サイズは、568(幅)×190(奥行き)×440(高さ)ミリ、重量は8.2キロで、23型ディスプレイを搭載する一体型PCとしては、標準的だ。画面のチルトは自律型のスタンドによって、実測で0〜30度まで傾斜できる。写真立てタイプのスタンドと異なり、垂直に画面が設置できるのは、利用シーンが広がる。角度調整はディスプレイの下に片手を添えて力をかけるだけでスムーズにでき、もう一方の手で本体を抑える必要がない。そのため、角度調整もユーザーの姿勢の変化に合わせて気軽にできるのも使い勝手を良くしている。

片手だけで力をかけずに角度を調整できる。高さの変更はできない

 本体搭載のインタフェースは、背面とディスプレイの下部底面に集中して配置している。種類と数は豊富で、4基のUSB 2.0と2基のUSB 3.0(うち1基は電源オフチャージ対応)、ヘッドセット端子(3.5ミリ)、DC入力(丸型)、HDMI出力、有線LAN、SDメモリーカードリーダー(SDHC/SDXC対応)を備える。ただし、ディスプレイ下部底面にある2基のUSB 3.0やSDメモリーカードスロット、ヘッドセット端子にアクセスするには、コツが必要だ。ユーザーの視線からは見えないので手探りでアクセスする感じだ。

 正面向かって右側面に、Blu-ray Discドライブを内蔵する。なお、ハードウェア情報ツール「HWiNFO64」によると、「BD-RE BU20N」と認識した。B&O Playデュアルスピーカー(2ワット2基)は、ディスプレイ下部に搭載している。音をテーブル面に反射させてサウンドに広がりを持たせる仕組みだ。

本体搭載のインタフェースは背面中央とディスプレイ下部底面側に配置している

右側面の内蔵ドライブもカバー部分を本体の曲面に合わせたカバーを設けている
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