バックパネルには、ゲーミングマザーボード向けとして、PS/2キーボードやマウスを接続する「ゲーミングポート」、Killer E2400チップを採用した1000BASE-T LAN、金メッキを施したオーディオジャックを搭載する。最新世代のインタフェースとして、USB 3.1(Type-CとType-A)を備えている。映像出力インタフェースの構成は、DisplayPort、および、2基のHDMIとなっている。
なお、縦に配置したUSBは、「BIOS Flashback+」用だ。ここにBIOSファイルの入ったUSBメモリを差せば、CPUとシステムメモリがない状態でもATX電源を接続して基板に用意したFlashbackボタンを操作することで、BIOSの更新が可能になる。そのほかにも、CPUやメモリを搭載した状態でUSBメモリからのBIOS更新や、Windows上からのBIOS更新も可能だ。
Killer E2400では、ネットワーク帯域の管理機能が利用できる。例えば、ゲーム中にSkypeチャットを行うような場合でもゲーム側に広い帯域を割り当てるといった、アプリケーション単位で制御が可能になる。
オーディオ機能は「Audio Boost 3」を導入する。コーデックチップはSNR 115dBのRealtek「ALC1150」を採用している。そのほかにもコーデックチップへのEMIシールドやマザーボード側回路と切り離した「独立オーディオPCB」、左右独立のヘッドホンアンプチップ、日本ケミコン製のオーディオ向けコンデンサ、そして、ソフトウェアではNahimic Sound Technologyを採用し、音質を追求している。
USB 3.1コントローラは、ASMedia ASM1142を使っている。PCI Express Gen2 x2接続で、「USB 3.1 Gen2」の10Gbps転送をサポートする。また、USB 3.0側には、長いケーブルを用いた場合でも信号精度を向上するため、USBリドライバチップを搭載するほか、静電気保護回路や急速充電機能「USB 3.0 スーパーチャージャー」も用意している。
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