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» 2015年12月30日 17時20分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!総集編:2015年のアキバまとめ(前編) (1/4)

自作PC街としてのアキバの2015年上半期は、SSDの躍進に盛り上がりつつ、目玉アイテムの発売延期や発売後のトラブル、下半期に控えるWindows 10に関わる動きでやきもきすることも多かった。

[古田雄介,ITmedia]

「クルシャM550祭り」に始まり、インテルSSD 750や8TB HDDが話題に――ストレージの上半期

 2015年始めのアキバを盛り上げたのは、クルーシャル製SSD「M550」シリーズの放出特価ラッシュだ。1月下旬から週末特価の目玉とされるようになり、512GBモデルが2万2600円で売られるなどして大きな反響を呼んだ。

og_akibamatome1_001.jpg 1月下旬のBUY MORE秋葉原本店週末特価POP。クルーシャルM550シリーズが超特価となっていた

 この特価は複数店が実施して2月中旬まで続くことになる。同社の次世代SSD「MX200」シリーズが2月初旬に投入されたのが背景にある。当時パソコンSHOPアークは「MX200との重複を避けるために代理店側が早めに処理したかったのでしょう。この量の特価はなかなかないですよね」と話していた。

 その後、SSDの話題を独占したのはインテルだ。4月下旬にPCI Express型でNVMeに対応したSSD「750」シリーズを投入し、これがアキバ全体で品薄を招くほどの大ヒットとなっている。

 15万円台の1.2TBモデルの売れ行きはさすがに落ち着いていたが、400GBで5万円台の下位モデルの勢いは6月ごろまで続いた。

 その間、リテールパッケージを採用したラインアップに変わり、SFF-8639(U.2)接続の2.5インチモデル「SSDPE2MW400G4R5」も投入されている。

 400GBで価格はPCI Express型と同じ5万円台前半だったが、当時は接続できる環境がなく買い手はほとんどつなかった(7月末にASRockからM.2-U.2アダプタが売り出され、以降は徐々に対応環境が整備されていく)。

og_akibamatome1_002.jpg インテルSSD 750上位の在庫を知らせるソフマップ秋葉原リユース総合館のPOP。4月下旬に撮影

og_akibamatome1_003.jpg 5月末にオリオスペックに入荷したSFF-8639(U.2)接続の「SSDPE2MW400G4R5」

 一方のHDDは、2月初旬に登場したシーゲイトの8TBモデル「Archive HDD ST8000AS0002」が話題の中心付近に長らく居続けた。

 8TB HDD自体は2014年11月にHGSTから「HUH728080ALE600」が8万円弱で登場済みだが、こちらは3万8000円弱と安く初回から勢いよく売れたという。オリオスペックは「法人も個人も境なく売れていますね。わりと潤沢なので数字でみるとすごいことになっています」と話していた。

 しかも、その価格はハイペースで下降線を辿っていく。しばらくの品薄期間を経て、4月初旬に潤沢に再入荷されるようになった頃、週末特価の目玉として3万4000円切りの値を付けるショップも見られるようになった。この傾向は下半期にも続き、10月に3万円を割り、12月ごろには2万7000円切りもたびたび見られるほどになっている。

og_akibamatome1_004.jpg 2月初旬に登場したシーゲート「Archive HDD ST8000AS0002」

og_akibamatome1_005.jpg 4月初旬に撮影した、BUY MORE秋葉原本店の週末特価POP

og_akibamatome1_006.jpg 12月末に撮影したTSUKUMO eX.の週末特価POP。8TBモデルが2万7000円切り(税抜き2万5000円台)になっている

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