2015年に編集部が最も注目したNAS2015年PC USER「ベストチョイス」

» 2016年01月07日 15時50分 公開
[ITmedia]

NAS部門はSynologyの「DiskStation DS216play」

 2015年に発売された製品の中から、編集部が最も注目した一品を取り上げるアワード企画。NAS部門の“ベストチョイス”は、新興NASメーカー、Synologyの2ベイモデル「DiskStation DS216play」だ。

DiskStation DS216play

 2015年に国内NAS市場へ本格参入したSynologyは、エントリー向けに投入した「DiskStation DS215j」(発売は2014年11月)がAmazon.jpのネットワークストレージカテゴリで売れ筋トップを独走するなど、着実にシェアを広げている。

 その同社が2015年10月に投入したDS216playは、海外製NASキットながら、NAS初心者でも導入しやすい設定画面や、スマホやタブレットでも外出先からコンテンツを活用できるアプリ群、独自OSのDSM(DiskStation Manager)により、ビジネスからエンターテインメントまでユーザーの利用シーンにあわせた幅広い使い方ができる柔軟性の高さといった、Synology製NAS全般に共通する特徴を引き継ぎつつ、ホームユースでのマルチメディア機能に特化しているのがポイントだ。

 具体的には、1.5GHz動作のデュアルコアCPUを搭載し(DS215jは800MHz)、ハードウェアベースの4Kエンコードに対応。DS215jに保存した4K動画をスマートフォンやタブレットなどの機器にあわせた解像度にトランスコードして再生できるほか、H.265(HEVC)に対応し、元の4Kビデオ(4K 2160p)を4K対応テレビなどでストリーミング再生できる。

 パソコン以外のデジタル機器が広く一般に使用される昨今、散在するデータを一元管理する方法の1つとしてNASの注目度は高まっている。OneDriveをはじめとするオンラインストレージという選択肢もあるが、こちらは容量無制限サービスが縮小したことからも分かるように、大容量かつ大量のマルチメディアデータを扱うのには向いていない。

 家庭で一元管理しておきたいデータを考えると、やはり写真や動画などのメディアファイルが中心になるはずだ。その点、メディアサーバとしての活用に主眼を置いたDS216playは、データ容量もデバイスの種類も加速度的に増加しつつある現在、“一家に一台”の家庭向けNASとしてうってつけといえる。また、今後の展開として、これまで日本特有の事情から海外製NASキットではおざなりにされてきたDTCP-IP対応を表明しているのも朗報だろう。

動画が取得できませんでした
Video Stationデモ

 2016年も要注目のNASメーカーとして、今回はSynologyのDiskStation DS216playをベストチョイスに選出した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  3. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  4. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  5. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  6. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  7. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  8. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年