Bamboo Smartのボディカラーはブラックで、重量は19グラムだ。通常のボールペンなどに比べると少し重いが、使いやすさを追究したエルゴノミクスデザインを採用していることもあり、高級感のある質感と相まって握り心地は非常に良好だ。
ペン先はハードタイプとソフトタイプの2種類が付属し、ユーザーが好みに合わせて交換できる。展示されていた実機には黒いハードタイプのペン先が装着されていた。また、普通のペンのように普段はキャップを装着してペン先を保護できる。ペン使用時はキャップをペン後部に付けておくことも可能だ。
手に持った際に、ちょうど親指がくる位置にはボタンを2つ配置し、消しゴム機能やメニュー呼び出しボタンといった機能を利用できる(機能は使用するアプリによって異なる)。デバイスとのペアリングも必要ないため使い勝手は高い。単6電池を使用し、1日3時間の使用で約1年間使用できるという。
実際に試し書きをしている場面を動画でご覧頂きたい。ペン先に対する線の追従性は良好で、筆圧による線の太さ調整も、ペンが握りやすいため加減がしやすいのだ。ペン先が細いため、細かい文字も書きやすい。今回試用したアプリはワコムのBamboo Paperだが、他のメモアプリやスケッチアプリと組み合わせての使用ももちろん可能だ。
今回のBamboo Smartが使える対応機種は「Dell Venue 10 5000シリーズ」「Dell Venue 10 Pro 5000シリーズ」「HP Elite x2 1012 G1」「Lenovo ThinkPad P40 Yoga」「東芝 dynaPad N72」となっている。
ここ最近はペンによる手書き入力に対応するタブレットが非常に増えてきたペンを使用する機会が多いユーザーは、ボールペンや万年筆にこだわるように、スライタスペンも書き味を追い求めて“こだわる”のもいいかも。
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