先週はマザーボードの新製品でも個性派が目立っていた。複数の店舗でプッシュされていたのは、ASUSTeKのmini-ITXモデル「B150I PRO GAMING/AURA」と、そのWi-Fi機能追加モデル「B150I PRO GAMING/WIFI/AURA」だ。価格は税込み1万4000円弱と、税込み1万6000円弱となる。
いずれもB150チップセットを搭載しながらも「GAMING」を冠し、高音質サウンド機能「SupremeFX」やゲームのロード時間を短縮する技術、基板の裏側を好きなカラーで光らせるギミックなどを備えているのが特徴だ。
TSUKUMO eX.は「mini-ITXのサイズだとZ170の機能をフル活用するニーズはそこまで多くなく、チップセット本体よりも上位マザーの高付加価値が使えたらいいのにと考える人が多いので、今回の2モデルはなかなか面白いですよね」と高く評価していた。実際、Wi-Fi機能付きのB150I PRO GAMING/WIFI/AURAは複数の店舗が入荷後まもなくして売り切っていた。
一方で、多彩な機能性よりも拡張性でヒットを期待されているモデルもある。BIOSTARのH110モデル「H110MHV3」だ。価格は税込み7000円強。規格上はmicro ATXながら、幅17センチ×高さ19センチに抑えており、下方に余裕のあるmini-ITXケースにも組み込める強みがある。
BUY MORE秋葉原本店は「PCI Express x16とx1スロットがあるので、『PT3』みたいなx1カードを2枚挿しして使えます。メモリはDDR3Lですが、サイトを調べてみると普通のDDR3も使えそうな感じなのも利点といえますね」と話していた。
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