速さと容量を両立する大容量SSD搭載ノートPCの魅力5月末までの期間限定で超特価(2/3 ページ)

» 2016年05月13日 16時13分 公開

メインで使える充実の基本スペック、BTOで1.2TB SSD構成も

 CPUにはCore i5-5200U(2.2GHz/最大2.7GHz)を搭載する。最新の第6世代Core(Skylake)よりも一世代前の第5世代Core(Broadwell)の主力モデルである。安さの理由はこのあたりにありそうだが、年初の段階では新製品でもこの世代のCPUを搭載する製品のほうが多かっただけに、決して古さは感じない。

CPUにはCore i5-5200Uを採用する。「Broadwell」の開発コード名で知られる第5世代Coreだ

 第6世代Coreに比べて内蔵GPUの3D性能や高負荷時の冷却のしやすさ(静音性)あたりに少し差はあるが、この第5世代からプロセスルールが14nmになり、内蔵GPUの機能も大きな変化(CPUとGPUの仮想メモリ空間共有)をしており、第4世代からの優位性ははっきりある。ノートPCとしての実力はまだまだ現役バリバリだろう。

 メモリは8GB、そして、データストレージは480GBのSSDを搭載する。標準でブランドは指定されていないが、評価機のデバイスマネージャーで見た型番は「ADATA SP550」だった。2.5インチフォームファクターのSerial ATA 6Gb/s接続、MLC NANDフラッシュを搭載したモデルだ。

 上記はベースモデルの構成だが、BTOにも対応しており、16GBメモリの搭載や、IEEE802.11ac(867Mbps)対応無線LANに強化することなどが可能。さらにストレージはM.2 SSDと2.5インチSSDのデュアル搭載が可能で、ブランド指定(Samsung製「SM951」やCrucial製「BX200」など)もできるなどかなり柔軟だ。960GB SSDと256GB M.2 SSDで約1.2TBという豪華仕様にすらできる。

フルHD表示対応の液晶ディスプレイと打ちやすいキーボードを装備

 液晶ディスプレイは13.3型ワイドサイズで表示解像度は1920×1080ピクセルに対応する。液晶の配向方式は特に記載がないが、評価機を見る限りは、上下/左右とも視野角は広く、IPS系を採用していると思われる。また、照明などが映り込みにくい非光沢のノングレア仕上げを採用している。

 i1 Display Proで測定した液晶ディスプレイの計測結果によれば、sRGBに対して面積比で101.8%、カバー率96.3%とほぼsRGBの色域をカバー。輝度は334カンデラ/平方メートルだった。見た目にもくっきりとした印象で、良好な品質の液晶ディスプレイといえる。キーボードは、6列のアイソレーションタイプだ。キーピッチは実測で約18.5×18.5ミリ、Enterキーなども広く確保され、余裕のあるレイアウトとなっている。キーストロークも約1.8ミリと深めだ。

13.3型で1920×1080ピクセル表示に対応する液晶ディスプレイを搭載する。ノングレア仕上げで目視の印象も良い

エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」を用いて液晶ディスプレイの計測を行ない、作成したICCプロファイルを色度図作成ソフト「Color AC」(Phonon氏)で表示した。実戦で示した本製品の色域は、点線でしめしたsRGBの色域をほぼカバーする

6列アイソレーションタイプのキーボードを搭載する。キーピッチは実測で18.5×18.5ミリ、Enterキーを大きく確保するなどゆったりとした配置が印象的だ
マウスコンピューター/G-Tune

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