Google製79ドルVR HMD「Daydream View」、段ボールの次は「布」で

» 2016年10月05日 03時35分 公開
[ITmedia]

 米Googleは10月4日(現地時間)、「Made by Google」と題したイベントで、5月の「Google I/O」で発売を予告したVRプラットフォーム「Daydream」対応ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Daydream View」を発表した。

photo

 Daydreamは、対応するスマートフォン、ヘッドセット+コントローラー+アプリで構成される。HMDの米国での販売価格は79ドル(約8115円)で、「Pixel」が最初の対応Androidデバイスとなる。パートナー企業からの対応デバイスも登場予定。

 Daydream Viewerの表面は布地で、グレーのSlateが11月に、年内に追加2色のSnow、Crimsonが登場予定。Cardboard、Gear VRなどと同様に、スマートフォンをはさみこむスタイルで装着し、頭の後ろのバンドで締める。眼鏡を着けている人も無理なく装着できるという。リモコンはシンプルだが、モーションセンサーを搭載しており、文字を手書きすることも可能。

photo Pixelと同じく3色展開
photo Pixelをはさんで使用する
photo シンプルなリモコンだがモーションセンサー搭載

 ハリー・ポッターシリーズのスピンオフであるWarner Brothers映画「Fantastic Beasts and Where to Find Them」のデモが独占タイトルとして登場。Google Street View、YouTubeのVR対応コンテンツも視聴できる。

photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月10日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  3. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  4. M4チップ登場! 初代iPad Proの10倍、前世代比でも最大4倍速くなったApple Silicon (2024年05月08日)
  5. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  8. iPad向け「Final Cut Pro 2」「Logic Pro 2」登場 ライブマルチカム対応「Final Cut Camera」アプリは無料公開 (2024年05月08日)
  9. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
  10. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー