先週の新製品で特に目立っていたのは、Samsungの2.5インチSSD「SSD 850 EVO MZ-75E4T0」だ。容量は4TBで、接続はSATA 3.0。税込み価格は20万円弱となる。2015年10月にはノバチップスから8TBの2.5インチSSD「NS370」が税込み136万800円で登場したが、一般向けの2.5インチSSDとしてはこのモデルが最大容量となる。
高額ゆえに売れ行きは目立っていないが、この先を見据えるコメントが複数のショップから聞かれたのが印象的だった。オリオスペックは「4TB SSDが本格的に出回る布石的な存在ですね。これからの大容量化に期待が持てます。現時点でも上位の850 PROの4TBモデルが出たら30万円くらいしてもほしいという人はおそらくいますし」と話していた。
また、同社からは先々週に引き続き、M.2 NVMe SSD「SSD 960 PRO」「SSD 960 EVO」のラインアップも追加されている。SSD 960 PROはシリーズ最大容量の2TBの「MZ-V6P2T0B/IT」が、SSD 960 EVOは最低容量の250GBモデル「MZ-V6E250B/IT」が登場。税込み価格は順に16万円前後と1万6000円前後だ。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「さすがにPROの2TBは手が出しづらいですが、500GBモデルは好調に売れていますし、高速なM.2 NVMe SSDを求めている人はやっぱり多いですね」と売れ行きに満足しているようだった。
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