Lenovo、Windows Holographic対応VRヘッドセットの実機を公開 正面には2眼カメラを搭載CES 2017

» 2017年01月05日 13時45分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 中国Lenovoは1月3日(米国時間)、米ラスベガスで開催されるCES 2017(5日〜8日)の事前プレス向け発表会「CES Unveiled」で、「Windows Holographic」に対応したVRヘッドセットの実機を公開した。2017年後半の発売を目指すという。価格は未定だが、数万円程度と想定されている

photo

 Windows Holographicは、米MicrosoftのMR(複合現実) HMD「HoloLens」のプラットフォーム。VR空間でWindows 10のアプリ(EdgeブラウザやMicrosoft Officeなど)を利用できる。Windows 10の次期アップデート「Creators Update」に合わせてサードパーティーにも提供され、中国Lenovoの他に米HP、米Dell、台湾ASUS、台湾Acerの4社が対応デバイスの開発を表明している。

 Lenovoが公開したデバイスは、形状は一般的なVRヘッドセットと同様だが、正面にカメラを2つ搭載し、奥行き情報を含めた空間認識が可能とみられる。単独で動作するMicrosoftのHoloLensとは異なり、本体にプロセッサなどを搭載していないため、PCとの接続は必須。展示されていた実機には、HDMIとUSBのケーブルが接続されていた。

 製品は開発中で具体的な仕様は未定。Windows 10がまだWindows Holographicに対応していないということもあり、実際に動作する様子は確認できなかった。

photo
photo
photo
photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  4. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
  10. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー