AcerとHP製の「Windows Mixed Reality」対応HMDのデベロッパー版がプレオーダー開始

» 2017年05月12日 03時42分 公開
[井上輝一ITmedia]

 米Microsoftは5月11日(現地時間)、開発者会議「Build 2017」で、「Windows Mixed Reality」プラットフォームに対応するAcerとHP製のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)のプレオーダーを開始した。

 価格は「Acer Windows Mixed Reality Headset Developer Edition」が299米ドル、「HP Windows Mixed Reality Headset Developer Edition」は329米ドルだ。出荷時期はいずれも2017年8月を予定している。

AcerHP 「Windows Mixed Reality」に対応したAcer(左)とHP(右)のHMD

 同じくWindows Mixed Realityに対応するMicrosoft製のHMD「HoloLens」は、単体でWindows 10が動作するスタンドアロン型。AcerとHPのHMDは、Windows 10が動作するPCに接続して使用する仕組み。その分、HoloLensよりも価格が抑えられている。

 現実の風景にオブジェクトを重ねて表示できるシースルー式のHoloLensとは異なり、視界が完全にふさがれる没入型となる。外部トラッキング用のカメラを内蔵しており、部屋にセンサーなどを設置せずとも、単体で空間を認識して外部環境やユーザーの動きをコンテンツ再生に反映できる。

外部トラッキング用のカメラで外部環境を認識するため、部屋に認識用のセンサーを設置する必要がないのが特徴
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 基本的な仕様は2製品とも同じで、ディスプレイ解像度は1440×1440ピクセル×2、水平画角95度、リフレッシュレート90Hz。本体にはヘッドセット外部のトラッキング用カメラ、ビルトインのスピーカーと3.5mmイヤフォンジャック、PC接続用のUSB 3.0とHDMI 2.0をまとめたケーブルを備える。

 2製品の違いとして、Acer製ヘッドセットから伸びるケーブル(長さ4m)は着脱不可、HP製ヘッドセットはケーブル(長さ4m60cm)着脱に対応。ヘッドバンド部のパッドもAcer製は前面のみだが、HP製は前面と背面に計2つを配置しており、付け心地の良いHP製と、価格が安いAcer製で差別化を図っているようだ。

 これらHMDで表示するWindows Mixed Realityの開発環境に推奨されるPCスペックは、CPUにデスクトップ版Intel Core i7かAMD Ryzen 7 1700以上、グラフィックスカードにNVIDIA GTX 980/1060以上かAMD Radeon RX 480以上、メモリは16GB以上が望ましいとしている。

(初出時、内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。5/12 06:10 PC USER編集部)

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