76億円相当盗まれた仮想通貨マイニングサイト「NiceHash」復活 盗難分も「払い戻す」

» 2017年12月21日 14時25分 公開
[井上輝一ITmedia]

 12月6日(現地時間)にハッキングを受け、約4700BTC(ビットコインの単位、当時約76億円)を盗まれた、スロベニアのマイニングサイト「NiceHash」は、12月20日にサイトを復旧させた。盗まれた約4700BTCは「NiceHashが持っていた資金の全て」だったという。

NiceHash復旧

 NiceHashはマイニングの採掘能力を売買できることが特徴。マイナー(採掘者)にとっては、ソフトの設定が容易で、収益性の良い仮想通貨を自動で切り替えてマイニングする機能があったため、入門向けに支持されていた。かくいう記者も、ゲーミングPCで仮想通貨をマイニングすることを紹介した記事ではNiceHashを紹介していた

 復旧したサイトにログインすると、全てのユーザーの残高が0になっている。一方で過去の残高のタブもあり、ハッキング以前にNiceHash上に自分がいくら保持していたかを確認できる。

現在の残高過去の残高 復旧した記者のNiceHashアカウントにログインしたところ。現在の残高は0だが(左)、ハッキング前にはいくらかBTCがあったことが分かる(右)

 盗まれた残高について、NiceHashは「国際投資家のグループから、残高復旧のための資金を確保できた。残高の払い出しについては2018年1月31日にアナウンスする」と声明を出している。既に資金を確保できているのに払い出しまで時間がかかるのは、「全ての法的な書類を正しく処理するため」としている。

NiceHashから盗まれた4700BTCを保持していたアドレスを見ると、14日から段階的に他のアドレスに資金を分散させていることが分かる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月14日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  3. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  6. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  7. ワコム上位機に肉薄? 10万円で18.4型4K! 高コスパ液タブ「GAOMON Pro 19」の長所と弱点 (2026年03月13日)
  8. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年