入力デバイスで話題になっているのは、日本マイクロソフトの有線マウス「ClassicIntelliMouse」だ。税込み5000円弱で多くのショップが取り扱いを始めている。
ClassicIntelliMouseは、同社「IntelliMouse Explorer 3.0(IE3.0)」をベースとして、センサーに最大3200dpiのBlueTrackを採用するなどの改良を加えている。
IE3.0は2002年に元祖モデルが発売され、パソコンユーザーの間で定番となった往年の大ヒットマウスだ。それからしばらくは流通が途絶えたが、2006年8月に海外で復刻版が登場し、国内でも2007年1月から正規版が出回るようになった。
2010年に生産終了となってからも、ダーマポイントの「DRTCM37/38」やBenQのZOWIE「EC」シリーズなど、IE3.0のフォロワーと呼べるようなマウスが支持を集めるなど、影響力を保ってきた。
その本流が11年ぶりの新作として登場したというわけで、各ショップで早速ヒットを飛ばしていた。パソコンSHOPアークは「2010年に生産終了したときはストックを探し回る人もいたくらいの製品ですからね。かつてのユーザーさんで『とりあえず買っておこう』という方も多いみたいで、かなりの勢いで売れています」と話していた。
なお、同じタイミングでZOWIE ECシリーズの新作マウス「EC1-B/EC2-B」が登場している。FPSゲーム「Counter-Strike: Global Offensive(CS:GO)」とのコラボカラーも同時発売しており、税込み価格はいずれも9000円前後となっている。
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