新型の第8世代Coreで何が変わる? ポイントを解説(3/3 ページ)

» 2018年04月07日 00時00分 公開
[石川ひさよしITmedia]
前のページへ 1|2|3       

Optane Memoryがセカンダリドライブのキャッシュにも

 16GBと32GBの容量でリリースされていた「Intel Optane Memory」(Optaneは3D Xpoint技術をベースとした次世代不揮発メモリでNANDよりも高速、高耐久をうたう)は、プライマリドライブのHDDを組み合わせることで、OSやアプリケーションの起動速度を高速化する仕組みだった。

Intel Optane Memory

 これがプライマリドライブだけでなくセカンダリドライブにも利用可能となった。SSDが一般に普及し、128GBクラスのようにOSのみ搭載できればよいという小容量のSSDが手ごろになった現在、特にデスクトップPCではプライマリドライブにSSD、セカンダリドライブにHDDという組み合わせが浸透している。

Optane Memoryがセカンダリドライブでも利用可能に

 Optane Memoryがセカンダリドライブにも利用できるようになったことで、プライマリドライブにSSD、セカンダリドライブにHDD+Optane Memoryを組み合わせたストレージ校正でも、大容量なデータ保存用のドライブで転送速度を向上できる。特にセカンダリドライブにゲームデータを保存するような用途では、ゲームの起動の高速化が期待できる。

 デスクトップPCだけでなく、ゲーミングノートPCでも大画面モデルを中心にM.2スロット×複数基に2.5インチベイも搭載する拡張性の高い製品があるので、そうした製品でもOptane Memoryを組み合わせることが可能だろう。

 Intelでは、第8世代CoreにOptaneを組み合わせたプラットフォームを「Core i+」としてブランディングし、デスクトップ向けではCPUとOptane Memory 16GB版をバンドルしたセットを販売開始した。

 単純に転送速度でいえばプライマリもセカンダリもSSDとするのが理想であるが、SSDにはコストと容量の課題がある。データ用ドライブとしてTBクラスで比較をすると、HDD+Optane MemoryのほうがSSDよりもまだまだ安価だ。SSDでは2TB以上の製品選択肢がほとんどないことを考えると、HDD+Optane Memoryの組み合わせのメリットが見えてくるだろう。

デスクトップ向け第8世代Coreのハイライト。CPUの機能、Optaneの機能に加え、中央にAMBIENT COMPUTINGとあり、ここに「Alexa on Windows」と記載されている。「Alexa on Windows」自体は2018年1月のCESの時点で発表済みだが、今回のチップセットの紹介ではオーディオ機能の拡張が挙げられており、この機能に関連するものと見られる
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年01月06日 更新
  1. 2026年のPC市場は「茨の道」か メモリ枯渇と価格高騰が招く“二極化”のシナリオ (2026年01月05日)
  2. PLAUDやNottaのライバルとなるか? 画面付きでUSB Type-C直挿しできるAIボイスレコーダー「TALIX & DingTalk A1」の完成度と“アプリの壁”を検証 (2026年01月05日)
  3. 薄型ノートPC「LG gram」の2026年モデルが登場 新素材「Aerominum」で耐久性を向上 (2026年01月05日)
  4. 140W給電、Thunderbolt 5対応など14-in-1の「Anker Prime ドッキングステーション」がセールで1万円引き (2026年01月05日)
  5. 充電ストレスからの解放! 「Apple Watch Ultra 3」を選んだ理由と実機を使って分かったこと (2026年01月03日)
  6. イヤフォン連携&文字起こし無料! 無線機能を省いて物理ボタン搭載の異色AIレコーダー「HiDock P1」実機レビュー (2026年01月04日)
  7. クルマは95%の時間停まっている――シャープが挑む「部屋になるEV」と、大阪・堺筋本町への本社移転が示す覚悟 (2026年01月02日)
  8. 「35歳以下は節約しか知らない」 シャープが“野性味”を取り戻すために選んだ、オール日本人体制への回帰 (2026年01月01日)
  9. ワイヤレスでもハイレゾ級の高音質を実現する「Edifier M60」がセールで21%オフの1万8980円に (2026年01月05日)
  10. アイ・オー・データが「Amazon 初売り」に参加 ゲーミングディスプレイやスティックSSDなどがお買い得 (2026年01月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年