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» 2018年04月12日 21時39分 公開

LANパーティーからeスポーツイベントまでカバーする「LFS 池袋 esports Arena」 GTX1080Ti搭載ゲーミングPC100台を用意

サードウェーブと同グループ会社のE5 esports Worksは、4月15日から池袋にeスポーツ施設「LFS 池袋 esports Arena」(ルフス池袋イースポーツアリーナ)をオープンする。「NVIDIA GeForce GTX1080Ti」を搭載したゲーミングPC「GALLERIA GAMEMASTER」を100台常設し、ゲームの練習スペースや、eスポーツイベントの開催場所として利用できる。

[井上輝一,ITmedia]

 サードウェーブと同グループ会社のE5 esports Worksは、4月15日から池袋にeスポーツ施設「LFS 池袋 esports Arena」(ルフス池袋イースポーツアリーナ)をオープンする。「NVIDIA GeForce GTX1080Ti」を搭載したゲーミングPC「GALLERIA GAMEMASTER」を100台常設し、ゲームの練習スペースや、eスポーツイベントの開催場所として利用できる。営業時間は当初としては午後2時〜午後10時とするが、運営のノウハウがたまった後に24時間営業へ移行する予定。個人利用の場合、料金は3時間1000円、7時間2000円、1時間延長ごとに350円追加となる。

eスポーツ施設「LFS 池袋 esports Arena」

 用意するPCは、CPUに第8世代インテルCore i7-8700、16GBメモリ、ストレージにSSD 256GBを採用。グラフィックスカードにはNVIDIA GeForce GTX1080Tiを1基搭載する。キーボードとマウスはGALLERIA付属のもので、モニターにはBenQの24.5型240Hz駆動のゲーミングモニター「XL2546」。椅子には、デラックスレーサーチェアのゲーミングチェアを採用。これらを全席に1つずつ用意している。

用意した設備

 eスポーツイベントの開催用途のため、常設PCや机は片付けたりレイアウトを変えたりと、柔軟に移動できる。イベント用にガラス張りの防音ブースを2部屋用意。選手らがここでプレイすることで、実況の声を気にせずプレイに集中できるという。実行解説ブースもガラスで仕切り、選手と実況がゲーム中に干渉しないよう配慮している。

ガラス張りの防音ブース
実況解説ブース

 イベントの生放送に対応するための設備も充実させた。500〜600Wほど電力を消費するGTX1080Ti搭載PCを100台稼働させられる電源設備はもちろんのこと、机の配置に合わせて電源を取れるようさまざまな場所にコンセントを埋め込んでいる。さらに、インターネット設備には複数のプロバイダーを契約。1つのプロバイダーに何か障害があってもすぐに切り替えることができ、配信の中断が起きにくいよう設計したという。

サードウェーブの榎本一郎常務取締役

 サードウェーブの榎本一郎常務取締役は、「楽しいeスポーツの広場を作ってくれとスタッフにお願いした。eスポーツに参入する他社は競争相手ではなく、良い市場を作っていくための仲間だと思っている。ユーザーを中心としたeスポーツのエコシステムを作っていきたい」と述べた。

 また、現状のゲームハードはPCのみとなるが、ユーザーによるコンシューマーゲーム機の持ち込みも問題ないという。「目的はサードウェーブのPCを使ってもらうことではなく、eスポーツを広めることだ」(榎本常務取締役)

 E5 esports Worksは、LFS 池袋を運営するためサードウェーブグループが設立した会社。同社の長縄実(ながなわみのる)取締役社長は、eスポーツ大会予選に選手として出場した経験や、日本初のスポンサー付きLANパーティーを主催した人物。

E5 esports Worksの長縄実取締役社長

 長縄取締役社長は、欧米ではLANパーティーを起源としてボトムアップでeスポーツの市場ができてきたのに対し、日本ではeスポーツプレイヤーが少しずつ出てきているものの、ボトムとなるカジュアルゲーマーが不足していると指摘。分母を増やさなければeスポーツは文化として根付かないため、LFS 池袋 esports Arenaからゲーマーの人数を増やしていき、eスポーツ市場を盛り上げていきたいとした。

 ゲストには、ゲームメディア「GAME STAR」編集長で、自身でもゲームコミュニティーをけん引するみずイロ氏、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)などの実況動画を投稿しているShoboSuke氏、プロゲーマーチーム「CYCLOPS athlete gaming」監督のnazomen氏、プロゲーマーチーム「Rascal Jester」コーチのリールベルト氏が登壇。

左からリールベルト氏、nazomen氏、ShoboSuke氏、みずイロ氏

「PCゲームをやる場所がない。ここでできるのはうれしい。みんなで定期的に集まってできる場になれば」(みずイロ氏)、「ファンと選手が交流する場にもなるのでは」(ShoboSuke氏)、「自分の知る限りで(日本のeスポーツ施設での)防音設備は初めて。一番大きな価値だと思う」(nazomen氏)、「ここで練習試合をすることで、相手チームと同じ環境で戦える。するとチームどうしでフィードバックができる。そういうことを重ねていけると世界と戦えるようになるのでは」(リールベルト氏)と、それぞれがLFS 池袋 esports Arenaへの期待を語った。

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