レノボ・ジャパンは2月24日からゲーミングPCの新モデルの販売を開始する。
この新モデルの発売に合わせて、同社はLenovoの新しいゲーミングブランド「Legion(レギオン) by Lenovo」を日本国内で展開する。新モデルの1つ「Lenovo Legion Y520」を皮切りに、同社のゲーミングPCと、それに関連する活動全般において同ブランドを利用する方針だ。
Lenovoでは、コンシューマー向けPCを「idea(アイディア)」ブランドで展開している。デスクトップPCであれば「ideacentre(アイディアセンター)」、ノートPCや2in1 PCであれば「ideapad(アイディアパッド)」というブランド名が付いている。
従来、LenovoはゲーミングPCをideaブランドの「Yシリーズ」として展開してきた。しかし、「『“Y”だけではゲームを連想しにくい』という声が日本のみならず世界各国(の拠点)で起こった」(レノボ・ジャパン コンシューマー製品事業部の藤井宏明プロダクトマネージャー)ため、LenovoのゲーミングPCであるとすぐ分かる、独立したブランドを立ち上げることになった。そして生まれたブランド名が、英語で「軍隊」「軍団」といった意味を持つ単語「Legion」だ。どちらかというと「戦う」ゲームを楽しむことが多いゲーミングPCならではの名称ともいえる。
今後、LenovoのゲーミングPCはモデルチェンジのタイミングで順次Legionブランドに切り替わる。ただし、LegionブランドはPCの形態を問わずに用いるため、「デスクトップモデルでは『タワー』型であることを示す『T』をモデル名の末尾に付けることになる」(藤井氏)予定だ。
このブランドは、Lenovoのゲーミングコミュニティ活動全般にも用いられる。レノボ・ジャパンは、東京ヴェルディ eスポーツチームのスポンサーになっている。今後は東京ヴェルディの活動や、PCゲーム大会などに協賛する際にもLegionの名前が出てくることになるだろう。
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