先週はIntelのエンスージアスト向けSSD「Optane SSD 905P SSDPED1D960GAX1」が売り出され、入荷ショップで話題になっていた。PCIe 3.0 x4接続のNVMe SSDで、容量は960GB。2017年11月に売り出された「Optane SSD 900P」の上位版という位置付けだ。税込み価格は16万円弱。
Optane SSD 900Pと同じく3D XPointメモリを採用しており、最高速度は向上している。シーケンシャル速度はリード2600MB/s、ライト2200MB/s。ランダム(8GBスパン)速度はリード57.5万IOPS、ライト55万IOPS。900Pはの最大速度は480GBモデルがシーケンシャルリード2500MB/s、ライト2000MB/s。ランダムリード55万IOPS、ライト50万IOPSだ。
入荷したオリオスペックは「16万円弱という価格から入荷数を控えめにしていたら、予想以上に売れて驚いています。確かに高耐久でSAS SSDを何本か挿して高速環境を構築することを考えるとお得ではありますが、びっくりしました」と話していた。
他店でも「900Pのときはギリギリコンシューマー向けの高速モデルという感じですごく売れましたが、905Pもその流れにあるとは。光モノもすごく高価なファンが売れますし、出すところには出すという流れなのかも」と似た感想を聞いた。
なお、4月に登場したPCIe x2接続のM.2 SSD「Optane SSD 800P」も、3D XPointメモリが使える“ギリギリではない”コンシューマー向けモデルとして安定した人気を維持している様子だ。
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