先週、GIGABYTEからX399チップセット搭載のハイエンドマザー「X399 AORUS XTREME」が売り出された。TDP 250WのCPUにも安定給電できる仕様で、税込み価格は5万8000円前後。
先行して売り出されたMSIの電源回り強化モデル「X399 MEG Creation」と同じく、第2世代Ryzen Threadripperの最上位モデル「2990WX」と一緒に購入する人が多いという。
2990WXの売れ行きに関しては、多くのショップで好調な様子だ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「深夜販売のときから予想以上の反響がありました。多くは第1世代からの乗り換えという方でした。32コアのインパクトが1世代で乗り換えるくらいあったということでしょう」と話していた。
購入層が個人ユーザー中心らしいのもポイントだ。TSUKUMO eX.は「少なくとも今のところは法人さんの領収書を切ったことはないんですよね。どんな用途で使うのかは不明ですが、趣味方面で響いているのかなと」と振り返る。
一方で、値下がりした第1世代のRyzen Threadripperは「完全に止まっています」(某ショップ)という見方が多勢。「8月末か9月初旬に2950Xが登場したらそれなりに売れると思いますが、第1世代はもう一声安くならないと埋もれちゃいそうですよね」との声も。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.