Ryzen Threadripper 2990WXが深夜販売でデビュー古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2018年08月13日 16時00分 公開

 お盆のアキバで特に注目を集めそうなのは、AMDの新世代CPU「Ryzen Threadripper 2990WX」だ。第2世代Ryzen Threadripperに属するモデルで、32コア・64スレッド、基本クロックは3GHz、最大ブースト4.2GHz、TDPは250Wという仕様。価格はAMDの海外向け発表で1799ドル+税と目安が明かされているが、国内の販売価格は発売数時間前まで非公開となっている。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店やTSUKUMO eX.は深夜販売イベントの実施を告知している。

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店の深夜販売告知POP

 発売前の問い合わせはそこそこといった様子。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「価格を問い合わせる方が少しいらっしゃったくらいですね。ただ、もともと購入層が限られるクラスですし、第1世代も発売前は静かでしたからこんなものだと思います」と冷静に語る。

 一方で、「Xeonからも新しい多コアモデルが出るウワサがありますし、様子見の人の動きが出てくるかも」(某ショップ)との声も聞かれた。

 なお、第2世代も引き続きSocket TR4を採用しており、従来のX399マザーのBIOSをアップデートすることで組み込めるが、32スレッド&TDP 250Wのハイスペックに対応した新型マザーもこの機に幾つかか登場する。13日に間に合うといわれているのは、MSIの「X399 MEG Creation」。予価は税込み6万8000円前後だ。

ドスパラ秋葉原本店に入荷したMSI「X399 MEG Creation」

 第2世代RyzenThreadripperは、その他にも24コア・48スレッドの「2950X」が8月末に登場する可能性があり、秋には24コア・48スレッドの「2970WX」と12コア・24スレッドの「2920X」も追加される予定がある。

AMD公式サイトで公開されているラインアップ
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