ジュエルな輝きを持つRGBメモリがアキバで話題に古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2018年12月03日 20時40分 公開

 発光パターンをランプ単位で制御できるアドレサブルRGB LED搭載パーツがアキバに複数登場している。

 Antecからは汎用ファンやLEDテープの新シリーズ「Prizm ARGB」がデビュー。140mmファン2基とファンコンをセットにした「Prizm 140 ARGB 2+C」(税込み7000円強)や、120mmファン3基とLEDストリップ2本にファンコンをつけた「Prizm 120 ARGB 3+2+C」(同9500円前後)など5製品をラインアップしている。

Antec「Prizm ARGB」シリーズ
光る演出が楽しめる

 ThermaltakeはRGBファンを内蔵した中容量電源シリーズ「Smart BX1 RGB BRONZE」を投入。80PLUS BRONZE認証を取得した奥行き140mmで、税込み価格は定格750Wモデルが1万円弱、650Wモデルが8500円前後、500Wモデルが7000円前後。TSUKUMO eX.は「光るThermaltake電源は850W以上の高級シリーズばかり充実していたので、これで裾野が広がるかなと思います」と期待を寄せていた。

Thermaltake「Smart BX1 RGB BRONZE」

 これらの新製品に比肩して注目を集めていたのが、G.SKILLのDDR4メモリ「Trident Z Royal」の先行展示だ。光が拡散する作りのLEDカバー「クリスタルドライバー」をヒートスプレッダの上部に施しており、光モノのなかでも異質な輝き方をする。

 展示中のTSUKUMO eX.は「これだけ光るパーツが出てきた中でも抜群の存在感があります。デモだけでもご覧になる価値はあると思いますよ」とほれ込んだ様子だった。発売予定はまだ具体化していないが、国内代理店であるマスタードシードのリリースには「2018年12月の販売開始をお待ちください」と書いてある。

TSUKUMO eX.に入荷した先行展示品
マスタードシードのプレスリリースから

 また、同じくTrident Z Royalの先行展示品を入荷したパソコンSHOPアークは、先週末から入り口に「Trident Z」をイメージしたオブジェ風看板を設置している。発光部分は本物のように調整できるとのことで、季節ごとに光らせ方を変えるアイデアも膨らませているようだ。

 「2015年の秋ぐらいからでしょうか。光モノがはやりだして3年たちましたが、まだとどまるところを知らない感じです。2019年もきっと自作PCの重要な要素であり続けるでしょうから、この看板がその象徴みたいになってくれたらいいですよね」と話していた。

パソコンSHOPアークの入り口に掲げられた「Trident Z」のオブジェ
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