ACアダプターは2つ付属――CPUとGPUを交換できるノート(?)PC「Alienware Area-51m」登場 CPUはもちろんデスクトップ用(Kプロセッサもあり)CES 2019

» 2019年01月09日 13時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 Dellは1月8日(米国太平洋時間)、ゲーミングノートPC「Alienware Area-51m」を発表した。「the first true desktop replacement(初めてのデスクトップ代替)」をうたい、CPU(もちろんデスクトップ用)とGPUを“交換”できる設計となっていることが大きな特徴だ。米国では1月29日の発売を予定しており、標準販売価格は2549ドル(約27万7000円)からとなっている。

Alienware Area-51m Alienware Area-51m(Lunar Light)(写真提供:Dell)
色は2つ ボディーカラーはLunar Light(左)とDark Side of the Moon(右)から選べる

概要

 先述の通り、Area-51mはCPUとGPUを交換できる設計となっている。

 CPUは出荷時に以下の構成を用意している。

  • Core i7-8700(6コア12スレッド・3.2G〜4.6GHz)
  • Core i7-9700K(8コア8スレッド・3.6G〜4.9GHz)
  • Core i9-9900K(8コア16スレッド・3.6G〜5GHz)

 GPUについてはDell独自のモジュール上に実装されており、出荷時は以下の構成を用意している。

 外付けGPUを増設するための「Alienware Graphics Amplifier Port」(参考記事)も備えているので、(Area-51mを持ち運ぶかどうかは別として)自宅ではさらに強力なGPUでゲームを楽しむこともできる。

 ただし、発表段階では独自モジュールに実装された交換用GPU(アップグレードパス)は用意されていない

交換できる CPUとGPUは交換可能。ただし、交換用GPUをどのように提供するかは未定(写真提供:Dell、一部筆者による加工あり)

 メモリスロットはDDR4 SODIMM用のものを4つ備えており、最大64GBまで搭載できる。出荷時は以下の構成を用意している。

  • 8GB×1
  • 16GB(8GB×2)
  • 32GB(16GB×2)
  • 64GB(16GB×4)

 ストレージはM.2フォームファクタのSSDを2枚、SATA接続の3.5インチストレージを1つ搭載できる。出荷時の構成は多岐に渡るため割愛するが、ハイブリッドドライブ(SSHD)を搭載する構成では116GBのOptane Memoryも搭載可能で、Optane Memoryを含むSSDを2枚搭載する構成では「RAID 0」が組まれる

 ディスプレイはフルHD(1920×1080ピクセル)の17型IPS液晶。機能面から、以下の4種類の構成を選択できる。

  • 非光沢液晶(リフレッシュレート:60Hz)
  • G-SYNC対応非光沢液晶(リフレッシュレート:60Hz)
  • Tobii eyetracking対応非光沢液晶(リフレッシュレート:144Hz)
  • G-SYNC+Tobii eyetracking対応非光沢液晶(リフレッシュレート:144Hz)

 外部ポートは本体左側面にThunderbolt 3(USB 3.1 Type-C)端子、USB 3.1 Type-A端子(PowerShare対応)、イヤフォン端子、イヤフォンマイク端子、背面にHDMI 2.0出力端子、Mini DisplayPort出力端子(G-SYNC対応)、Ethernet端子(2.5GBASE-X/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応)、Alienware Graphics Amplifier Port、電源入力×2、右側面にUSB 3.1 Type-A端子×2を備えている。

 特筆すべきは電源端子が2つあること。これは消費電力の大きいデスクトップPC向けCPUとハイパフォーマンスな外部GPUを稼働するための対策の一環。ACアダプターは「カスタマイズした構成によって」(説明員)以下のような組みあわせで付属する。

  • 180W×2(計360W)
  • 180W+240W(計420W)
  • 180W+330W(計520W)

 ACアダプターの構成を見ても消費電力の大きいArea-51mだが、一応90Whのバッテリーを内蔵しているため、コードレスでも稼働はできる。

左側面 左側面
背面 背面。2つ刺さった電源コードが目立つ
右側面 右側面

 本体サイズは410(幅)×402.6(奥行き)×2.65〜42(高さ)mmで、最軽量構成の重量は3.87kgとなる。

取材協力:Consumer Technology Association

ニュース解説番組「NEWS TV」で記事をピックアップ

ITmedia NEWS編集部がYouTubeでお届けするライブ番組「ITmedia NEWS TV」で、この記事を取り上げています。ぜひ視聴・チャンネル登録をお願いします。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月24日 更新
  1. 画面が伸びる! 勝手に回る! デジタル文房具の未来を拓くLenovoの“変態ギミック”搭載PC 3選 (2026年02月23日)
  2. パーツ高騰の救世主? 実売6000円弱のコンパクトPCケースや1.4万円のIntel H810マザーが話題に (2026年02月23日)
  3. モニター台とドッキングステーションが合体した「Anker USB-C ハブ 10-in-1 Monitor Stand」が28%オフの1万7990円で販売中 (2026年02月20日)
  4. マウスの概念が変わる! ロジクールG「PRO X2 SUPERSTRIKE」が切り開く“身体感覚”と直結する新たなクリック体験 (2026年02月18日)
  5. 16GB版と8GB版のすみ分けが進むRTX 5060 Ti――HDD「完売」報道の影響は? 今週末のアキバパーツ事情 (2026年02月21日)
  6. 上下2画面で作業効率を大幅に高める「InnoView デュアル モバイルモニター」が36%オフの2万8212円に (2026年02月20日)
  7. 内蔵タッチパッドが変形する「EWiN 折りたたみワイヤレスキーボード」が24%オフの5319円で販売中 (2026年02月20日)
  8. 「UGREEN Revodok USB-C ハブ 6in1」が2000円で買える (2026年02月17日)
  9. ルンバが日本のために本気を出した! 「Roomba Mini」が示す“小が大を兼ねる”新基準とは (2026年02月21日)
  10. 音楽生成モデル「Lyria 3」をGeminiアプリに統合 日本語の歌詞にも対応/「ChatGPT」に新たなセキュリティ機能「Lockdown Mode」を導入 (2026年02月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年