RSA、携帯ユーザーの行動パターンで認証する新機能を提供

» 2009年05月21日 15時00分 公開
[ITmedia]

 RSAセキュリティは5月21日、リスクベース認証製品「RSA Adaptive Authentication」の新機能として、携帯電話ユーザーの行動パターンから本人認証を行う機能を発表した。

 RSA Adaptive Authenticationは、オンラインサービスにアクセスするユーザーのIPアドレスやシステム環境(ハード/ソフトウェア構成など)、通常の行動パターン(利用時間帯)などの情報を基にしてリスクレベルを判定し、本人認証する。普段からアクセスしているユーザーとは異なる環境と判断された場合に、追加認証を求めるといった対応が可能だが、従来はPCのみに対応していた。

 携帯電話からサービスへアクセスする場合、通常は通信事業者からユーザーへ割り当てられるのが動的IPアドレスである点や、一部のブラウザではcookieを保存できないため、リスクベース認証を実施するのが困難だった。新機能では、ユーザーの機種を特定する特別な識別子や携帯電話ユーザーならではの行動パターンを開発し、PCと同様にリスク判定をできるようにした。

 同社は、モバイルによる決済の年次成長率が80%超になるという野村総研の調査を引用して、携帯電話を利用したなりすまし犯罪や不正取引が増加すると予測。IDやパスワードの従来型認証と併用することで、本人確認の精度が高まると説明する。

 新機能に対応したRSA Adaptive Authenticationは6月17日に発売し、参考価格は利用者10万人規模のサイトの場合で、利用者1人あたり250円から。今後3年間で150社の新規利用を見込む。

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月01日 更新
  1. 免許証画像が漏れると何が“ヤバい”のか タイムズカーで最大約660万件の個人情報漏えいで考えられる「3つのリスク」 (2026年09月29日)
  2. 「iPhoneのアプリが起動しない」報告相次ぐ 端末再起動やアプリ削除で解決しない理由 (2026年09月29日)
  3. KDDI、楽天モバイルへのローミング状況を公開 9月末から大幅減 10月から新たな枠組み (2026年09月30日)
  4. 「iOS 27.0.1」配信開始、iPhone 18 ProのFace IDやカメラの不具合を解消 「iOS 26.7.1」も (2026年09月29日)
  5. Nothingは経営危機なのか 黒住氏は日本撤退を否定、値上げは「モデルチェンジのタイミング」で (2026年09月29日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  8. ドコモが「iPhone 17e」「iPhone 16」を値上げ 17e(256GB)と16(128GB)は残価も増額 (2026年09月30日)
  9. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  10. 「ドコモミリ波イニシアチブ」始動、ミリ波の活用促進やユースケース創出を目指す (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー