グラムメディア・ジャパンは9月9日、モバイル向け広告配信サービス「グラムメディア・バーティカル・モバイルコンテンツネットワーク・サービス」を開始した。
同サービスは、優良な女性向けサイトのネットワークに特化して広告配信を行うもの。女性向けネットメディアや日本の大手出版社から有名サイトの広告枠の提供を受け、広告主に向けて販売する。同社の株主である集英社や小学館の運営サイトを含む30サイトに加え、優良なグラムブロガーのブログが現時点での広告配信先となる。
また、3キャリア向けに自社モバイルサイト「グラムモバイル」を開設し、“ファッション”“ビューティー”“ジュエリー&ウオッチ”など、女性ユーザー向けのコンテンツを提供。広告ネットワークに参加するサイトとのコンテンツ連動などを図り、参加サイトのトラフィック増加を図る。さらに携帯のコアユーザーである20代の女性をターゲットとしたサイト「Glam20」も新たに開設し、ユーザー層の拡大を狙う。
グラムメディア・ジャパンは、モバイル向けサービスの開発拠点としての機能を果たしており、今後は日本でのモバイルサービスで培ったノウハウを、ワールドワイドに展開していく。なお、今回採用するモバイル向け広告配信サービスは、グラムメディア米国本社が開発を進めてきた「GlamAdapt」をベースに開発されている。
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