Android Marketにまた不正アプリが混入

» 2011年06月01日 07時48分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 GoogleのAndroidを搭載した端末向けのアプリケーションを販売する公式マーケット(Android Market)に、再びマルウェアを仕込んだ海賊版アプリケーションが紛れ込んでいるのが見つかったと、セキュリティ企業が伝えている。

 こうした海賊版アプリケーションの一例としてF-Secureが挙げている「Hot Girls 1」は、5月30日の時点でまだAndroid Marketからダウンロードできる状態だったという。もとは無害だった他人のアプリケーションに「Magic Photo Studio」を名乗る開発者が手を加え、再びAndroid Marketにアップロードしたとみられる。

(編注:現在も「Hot Girls 1」がAndroid Marketで公開されているが、開発者は別の名前になっている)

 海賊版では外部のサーバに接続して感染した端末に関する情報をマルウェアの作者に送信してしまう機能が加わったといい、ボットネットに加担させられる恐れもあるとF-Secureは指摘する。

 米Lookoutによれば、今回見つかった不正なアプリケーションは3月にAndroid Marketに出現した「DroidDream」の亜種とみられる。同社はこの亜種を「DroidDreamLight」と命名。5月30日までに感染した端末は3万〜12万人台に上ると推計している。感染すると、大量の個人情報が流出するなどの被害が出る恐れがあるとしている。

 Lookoutが今回Android Marketで発見した海賊版の不正アプリケーションは、F-Secureが指摘している「Hot Girls 1」や「Sexy Girls: Hot Japanese」など30種類以上あり、Magic Photo Studioなど数人の開発者の名で提供されているという。Googleも問題のアプリケーションを削除する措置を取り、調査に乗り出したという。

関連キーワード

Android Market | 海賊版 | 不正 | Androidアプリ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月01日 更新
  1. 免許証画像が漏れると何が“ヤバい”のか タイムズカーで最大約660万件の個人情報漏えいで考えられる「3つのリスク」 (2026年09月29日)
  2. 「iPhoneのアプリが起動しない」報告相次ぐ 端末再起動やアプリ削除で解決しない理由 (2026年09月29日)
  3. KDDI、楽天モバイルへのローミング状況を公開 9月末から大幅減 10月から新たな枠組み (2026年09月30日)
  4. 「iOS 27.0.1」配信開始、iPhone 18 ProのFace IDやカメラの不具合を解消 「iOS 26.7.1」も (2026年09月29日)
  5. Nothingは経営危機なのか 黒住氏は日本撤退を否定、値上げは「モデルチェンジのタイミング」で (2026年09月29日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  8. ドコモが「iPhone 17e」「iPhone 16」を値上げ 17e(256GB)と16(128GB)は残価も増額 (2026年09月30日)
  9. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  10. 「ドコモミリ波イニシアチブ」始動、ミリ波の活用促進やユースケース創出を目指す (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー