未来のケータイはクモの形?海外モバイルニュースピックアップ

» 2012年03月19日 15時46分 公開
[中野恵美子,ITmedia]

未来のケータイはクモの形?

 Daily Mailが、クモのような形の奇妙な未来型ケータイを紹介している。実際「Spider」という名前で、考案者たちによればケータイ、ラップトップ、そしてリビングのテレビの代わりにもなる製品なのだという。考案したのはFranketcのNikolaus Frankさん。

Photo クモのような形の未来型ケータイ

 折りたたむとケータイとして使用でき、3本の足を引き出すと小さなプロジェクターが現れる。プロジェクターはレーザーを使用し、1つがキーボードをデスク上に、もう1つがデスクや壁に高解像度の画面を投影する。「キーボード」は、センサーがユーザーの手を認識し、通常のキーボードのように使えるそうだ。

 この製品はまだコンセプト段階だが、動くプロトタイプが既に作られているという情報もあるらしい。

新しい販売システムで長蛇の列はなし――香港のApple Store

 Wall Street Journalによれば、新しいiPadの発売日に香港のApple Storeでは、昨年のiPhone 4S発売日のような長蛇の列は見られなかったそうだ。

 これはオンラインの「iReserve」システムを採用し、予約者が指定された時間にiPadを受け取りに訪れたため。しかし、iReserveシステムを知らず、発売日当日にストアに駆けつけ、「欲しい!」と切望する人もいたという。このシステムは金曜日にトラフィックの集中でダウンしてしまったが、何人が予約したか(できた?)かについて、Apple側はコメントしていないという。

64GバイトのiPadを我慢すると、こんなものが買える?

 PCWorldが新しいiPad(64Gバイト)の価格である“829ドル”で何を買えるかを紹介している。Amazon Kindle Fireならレザーケースつきで4台、モレスキンのノート65冊とペン24本にストレスを解消するといわれるサプリ「Happy Pills」60タブレット入りのセットなど、ユーモラスな“約830ドル”のショッピングプランが写真で紹介されている。「829ドルあれば、こういうものが買えるんだ」と新iPad購入を保留するもよし、「いや、これより断然!」と購入意欲を燃え立たせるもよし、ということだろうか。

新iPad向けのベストアプリ30本

 TIMEが、新しいiPadのためのベスト・アプリ30本を紹介している。無料アプリから14.99ドルのアプリまで、値段の順に並んでいる。紹介されているのはカスタマイズ性に優れたリーディングアプリ「Zite」、検索アプリ「Bing for iPad」、インターネットラジオのアプリ「Slacker Radio」などなど。もし使ったことのないアプリがあったら、これを機会に試してみてはいかがだろう?

新iPad登場、世界各地の様子は

 先日お伝えした、ロンドン・リージェントストリートのApple Storeに一番乗りして5日間並び続けたZohaibさんが、無事に新iPadを入手した。彼に取材したDaily Mailがキチンとフォローしている。満面の笑みでショップを出てくるZohaibさん(おめでとう!)の下には、寒そうに毛布にくるまりショップ前でキャンプするZohaibさんの写真を配置するなど、心憎い構成だ。

 そのほか、香港、シンガポール、パリ、ミュンヘン、ニューヨーク、そして我らが東京と、世界各地の写真を掲載。最後に動画もあり、こちらはロンドン・コベントガーデンのストアの様子を紹介している。

 さらにこちらにも、ロンドン、ニューヨーク、東京、シンガポール、シドニーからの写真がまとめられている。自分の順番を1000ドルで譲った女の子もいるそうだ。

 ちなみに、The SunのiPad発売記事にも、満面の笑みでショップから出てくるZohaibさんの姿が。同記事にはユニークな装いの東京のAppleファンも紹介されている。

Apple製品が学習障害の手助けに

 Pocket-lintが、「なぜ人はiPadに行列するのか?」と題した取材の中で、ロンドン・リージェントストリートのApple Storeに1番のりしたZohaibさんを紹介している

 Zohaibさんは、アスペルガー症候群による学習障害を持っているそうだ。Zohaibさんの父親は1983年にApple Lisaを購入して以来のMacユーザーで、iPhone 3GSの発売以降、Apple製品の発売日にはいつも行列している息子を温かく見守っている。

 お父さんによれば、Zohaibさんにとって行列に1番乗りすることは、オリンピックの金メダルのようなものであり、また、Apple製品は他の製品では不可能な方法でZohaibさんの学習を手助けしているという。

 家族は将来、Zohaibさんを学習障害を持つ人達のためのAmbassadorとしてAppleのAmbassador Programに関わらせてもらえたらと願っている。

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