企業に進出するiPad、英銀行Barclaysが8500台導入へ――英金融機関では最大規模

» 2012年11月27日 17時30分 公開
[末岡洋子,ITmedia]

 英金融機関大手のBarclaysが、AppleのiPad 8500台を導入した。英国の金融機関の中では最大級のタブレット導入事例になるとThe Registerが報じている。

 Barclaysは英国3大銀行の1つで、英国外にも拠点を持つ国際金融機関。英IT情報サイトのThe Registerによると、Barclaysはタブレット導入の目的について、英国内の支店のスタッフが顧客とのやりとりに利用すると説明。Barclaysが資本参加するMortagage BrainのiPadアプリを利用し、不動産・住宅ローンなど一連のモーゲージサービスに使うとみられる。詳細を報じたThe Guardianによると、Barclaysでは2011年にiPadの試験導入を開始しており、2012年の前半に一部で本格的な利用を開始したという。今後英国内に約1600あるBarclaysの支店に拡大し、各支店あたり5台のiPadが導入される予定だ。

 iPadを選択した理由についてBarclaysは、「スタッフからの要求が高かった」「さまざまなタブレットを検討する中、今回は特定のニーズに最適な解決策だと判断した」などと述べている。Mortgage Brainの対応端末はiPadのみであり、The Registerではこのような事情も背景にあるのではないかと推測している。Mortgage BrainはBarclaysのほかLoyds Banking Group、Royal Bank Of Scotlandなどが資本参加しており、今後これらの金融機関もiPadを導入する可能性がありそうだ。

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