仕事に慣れてきた頃に求められるのは、斬新なアイデアの提案だ。そんな時には、発想法の古典である『アイデアのつくり方』を読んでみたい。
仕事に慣れてきた頃に求められるのは、斬新なアイデアの提案だ。そんな時には、発想法の古典である『アイデアのつくり方』を読んでみたい。1940年に米国で刊行され、世紀をまたいで数十版を重ねているベストセラー。本文は60ページほどであり、30分もかからずに読める。
アイデアのつくり方には5つの段階があるという。
以上のプロセスは『出現する未来』で紹介したU字理論と大変似ている。論理的思考に長けたはずのMBA教授や、広告代理店のエグゼクティブが、直観的思考をも重視しているのだ。ロジカルシンキングを学ぶだけではなく、禅をはじめとした日本の英知も見直してみたい。
RCF代表取締役。一橋大学卒業後、バー経営、マッキンゼーを経て独立。「100年続く事業を創る」をテーマに講演・コンサルティング活動に従事。創業前の若者に1億円投資するスキームを企画運営し、話題を呼ぶ。「雇われ経営参謀」として500人以上の経営・企業相談を受けてきた。ブログに毎日書評を掲載し、現在1000冊超。
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