ページを切って、ScanSnapでまとめてデジタル化――「スキャンノート」

キングジムは、ページに手書きで書いて切ってScanSnapでまとめてデジタル化できるノート「スキャンノート」を4月25日に発売する。A5、セミB5の2サイズで210円から。

» 2012年03月28日 13時58分 公開
[Business Media 誠]

 キングジムは、各ページを切り離し、まとめてスキャンできるノート「スキャンノート」を4月25日に発売する。A5、セミB5の2サイズ、用紙タイプが横罫線とドット方眼の計4種類をラインアップし、価格はA5が210円、セミB5が220円。

「スキャンノート」。表紙色は横罫線タイプがグレー、ドット方眼タイプがブラウン

 スキャンノートは、背付近にミシン目と上下の切込みがあり、カッターや裁断機を使わずとも複数枚のノートを切り取れるノート。PFUのドキュメントスキャナ「ScanSnap」や、スキャン機能が備わった複合機などでまとめてスキャンできる。

 スキャン後に各ページを探しやすいよう、ノートには「タイトル」「使用期間」などを書き込める枠が印刷済み。スキャン時にその要素を含めることで、後からPCのサムネイル上でノートを容易に検索できる。

 キングジムでは今回、スキャンノートとScanSnapでブランドタイアップを図っており、ScanSnapを使えばサイズ自動検出機能で裁断後のノートサイズを設定することなく、スムーズにスキャン可能だ。スキャン後にScanSnapのクイックメニューでEvernoteなどの各種クラウドサービスに投稿するといった使い方もできる。

 なお、ScanSnapのようなスキャナや複合機以外でも、「CamScanner」のような色差でエッジを検出するスキャナアプリに対応。そうしたアプリを使ってノートに書いた内容をデジタル化したいといった用途にも使用できる。


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