誰とでもすぐに仲良くなれて人見知りしないのが、ぼくの長所です。それでも初対面の方とは、どんなふうに話したらいいのか分かりません。いつもドキドキです。
しかし最近、初対面でも楽しく話すためのキーワードを発見したんです。それは、僕も使っているiPhone。あいさつが終わり、たわいない話がすんで、いかにも初対面らしいシーンとした時間が訪れたらチャンスです。多少唐突でも構わないので「iPhoneは持っていますか?」と聞いてみましょう。
答えは「持ってます」「持ってません」の2通りしかありません。「持ってます」ときたら「どうですか使い勝手は?」「何かいいアプリありますか?」「Skype派ですか、それともLINE派ですか?」「このゲームご存じですか?」と、いくらでも話を広げられます。
もし「持ってません」だったら、「僕も最近持つようになったんですけど、結構いいですよ」という方向に引っ張り、相手の質問に答えながらiPhoneの魅力を語ります。相手が目上の社長さんでも、iPhoneに興味を持っている人は多いので、これだけでしばらく盛り上げることができます。
あとは住んでいるところを聞いて、知っている場所だったら地元トークに持ち込みます。みんな地元を愛してますから、地元トークは心の距離が近づきます。
好みや得意分野は人それぞれなので、自分なりにとっておきのキーワードを用意しておきましょう。あまり話したことのない部長と新幹線で何時間も一緒にいるとき。初対面のクライアントと2人きりでランチに行くことになったとき。イザというときに、あなたの見つけたキーワードがきっと助けてくれるはずです。
友人5000人芸人で話題のカラテカ・入江慎也が人付き合いの秘けつをすべてさらす!
人間関係でうまくいかないことって多くないですか? 会社の上司や部下、学校やサークルでの先輩後輩、ご近所付き合いなど、私たちの周りはさまざまな人間関係で成り立っています。
つまり、人づきあいがうまくいけば、仕事もプライベートも、すべてがうまくいくのです。僕のもとにはよく、友達作りや人づきあいについての相談がもちかけられます。「どうしたら友達をたくさん作ることができるんですか?」「人づきあいがスムーズにできる方法があったら教えてください」人づきあいで悩んでいる人は多いと思います。
「友達5000人芸人」といわれるぼくですが、実はぼくも最初は、人付き合いで悩んでいました。でも、「後輩力」に気が付き、「後輩力」を磨くことを心掛けてからは、一気に状況が変わりました。
この本では、僕がなぜ友達5000人になれたのか、いろいろな分野の友達や知人を増やすことができたのか、その秘けつである「後輩力」を紹介します。
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