ワークスペースのシェアリングサービス「テレスペ」を運営するテレワーク・テクノロジーズ(東京都中央区)は、多拠点セカンドハウスサービス「SECOND HOUSE by テレスペ」の事前登録と、無料で実施する実証実験参加者の募集を4月12日に開始した。コロナ禍によって在宅ワークが広がる中、仕事場としてのセカンドハウスの提供に商機を見いだしている。
同サービスは、20平米程度の都内の好立地なワンルームマンションをセカンドハウスとして提供し、月額2万4800円で誰でも、何度でも利用可能とする。これは1つの拠点を1カ月単位で占有するものではなく、多拠点を1日ごとに予約して利用するサービスだ。立地は都内23区内で、事前登録時の希望によって調整する。
マンションのワンルームを、テレワークなどの仕事場としてや隠れ家、少人数で集まる拠点として貸し出す。部屋にはオフィスデスク、チェア、電源、Wi-Fi、シャワーなどを用意する。
コロナ禍によって在宅ワークが広がる中、仕事場としてのセカンドハウスの人気が上昇。一方、都心部でマンションを借りる場合、初期費用と家賃で出費がかさむ問題がある。同社は多拠点のマンションを用意し予約制にしたことにより、物件の稼働率を上げ、セカンドハウスを月額定額で提供することを可能とした。同社は実証実験の後、今夏にも正式サービス提供を目指す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング