国内だけでなく、海外でヒットした背景には何があるのか。アニメ事情に詳しいジャーナリストの河嶌太郎さんはこう解説する。
「米国の配給会社も『鬼滅の刃』に注目していて、例えばロサンゼルスでは車体にアニメのデザインを施したラッピングトレインを走らせるなどして、PRにかなり積極的です。全米の上映館数も約1600館と、2003年に公開された『千と千尋の神隠し』の約700館と比べても倍以上に増えています。作品の内容を見ても、『鬼滅の刃』は戦闘シーンなどの動きが魅力的で、言葉の壁があまり問題になりません。国境を越えて受け入れられやすい作品といえるでしょう」
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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