不動産情報サービスを運営するアットホームは、首都圏における中古マンションの価格動向を発表した。その結果、首都圏の中古マンション1戸当たりの平均価格は前月比0.3%増の3275万円だった。首都圏の1戸当たりの平均価格は東京都下、横浜市、川崎市が前年同月と比較して下落した一方、それ以外のエリアは上昇した。
また平均価格指数の推移を見ると、上昇率は鈍ったものの、さいたま市の上昇傾向が継続し、3カ月連続で2017年1月以降の最高値を更新。「神奈川県 他」「千葉県 他」は20年秋からの上昇傾向が継続し、いずれも2カ月連続で過去最高値を更新した。
本調査はアットホームの不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された中古マンションの価格動向について、アットホームラボに調査・分析を委託した。対象エリアは東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部(柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市)/他)。対象データは不動産情報サイト「アットホーム」で消費者向けに登録・公開された中古マンション。
対象データの「登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記し、コメントでは30平米以下を「シングル向き」、30〜50平米以下を「カップル向き」、50〜70平米以下を「ファミリー向き」、70平米超を「大型ファミリー向き」としている。
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