「ひとりしゃぶしゃぶ七代目松五郎」を運営するしゃぶしゃぶ松五郎(東京都渋谷区)は11月15日、野菜、肉、ご飯類を客が選ぶ新業態の第1号店を、渋谷宮益坂上にオープンした。野菜、肉、ご飯類を290円から選ぶ独自の方式で、売り上げ向上を狙う。
テーマは「ワタシにちょうどいい、ひとりしゃぶしゃぶ」とし、野菜、肉、ご飯類を客の好みで選択できるようにした。野菜はS・M・Lの3サイズから、肉は種類とサイズを、ご飯類は白米とラーメン・春雨から選ぶという。「セットで選ぶ」というルールはなく、野菜だけや肉だけの単品でも対応した。野菜、お肉、ご飯、麺を、ワントレイ1000円以内から提供する。
しゃぶしゃぶ松五郎は、すき焼き店「厨 七代目松五郎」の姉妹店として、20年6月に「ひとりしゃぶしゃぶ 七代目松五郎 赤坂店」をオープン。一人ひと鍋・全席横並び席のスタイルは、コロナ禍で複数人の会食が避けられる今の社会情勢にも合致した。同社の森貴代江代表は話す。
「赤坂にある店舗では、野菜とお肉のセット売りをしていますが、今回の店舗ではメニューの装いを変えました。渋谷の店舗ではお肉と野菜、ご飯を単品で自由に選んでいただけます。赤坂ではメニューの面で、なかなかお客さまのご要望に応えられない部分もありましたが、この業態ではお客さまに自由に選んでもらえることをコンセプトにしました。しゃぶしゃぶというと若年層にとっては少しハードルがあるかもしれませんが、今回は気軽に入店していただくことを狙っています」
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