東京・日本橋を「宇宙の最先端」が学べる場に JAXAや関連企業の力を結集「日本宇宙少年団」の新規分団を新設(1/2 ページ)

» 2021年11月16日 20時03分 公開
[ITmedia]

 宇宙コミュニティを運営する「そらビ」運営委員会(東京都品川区)は、多彩な宇宙関係企業が集まる東京の日本橋に、日本宇宙少年団(以下YAC)の新規分団「東京日本橋分団」を新設した。新たな思考や文化、テクノロジーを取り入れ、宇宙の最先端を学べる場所を提供していく。

 YACは、宇宙飛行士の山崎直子氏が理事長を務めている。今回創設した東京日本橋分団は、「分団メンバーが、宇宙に行くこと」と、「分団メンバーが、あたりまえになりつつある宇宙テクノロジーで普段の生活をもっとワクワクしたものにできるようになること」を目標にしているという。

共同創設者の榎本麗美氏

 また、「インプット」「アウトプット」「興味の実現」「SDGs・社会課題の解決」の4つのテーマを掲げ、運営母体「そらビ」のネットワークを生かし、宇宙に関わる「プロ」を通じ流動的な学びや体験ができるようにした。

YAC東京日本橋分団の4つのテーマ

 2022年は宇宙飛行士部講座、JAXA筑波宇宙センター遠足、宇宙ベンチャーコラボレーション企画、種子島サマーキャンプなどを開催する予定だ。

 共同創設者はH-IIAロケットの打ち上げや人工衛星開発の国際連携プロジェクトに携わった神武直彦氏、宇宙キャスターの榎本麗美氏の2人。クリエイティブアドバイザーには、コピーライターの鳥巣智行氏を迎えた。

共同創設者の神武直彦氏
クリエイティブアドバイザーの鳥巣智行氏
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