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第112回 デジカメと動画の関係今日から始めるデジカメ撮影術(4/4 ページ)

» 2009年01月29日 08時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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三脚を使って本格的に撮る

 動画を撮るとき、三脚があるとすごく便利だ。手で持つとどうしてもブレやすいし、手が疲れてくる。写真の場合は撮る瞬間さえブレてなければいいんだけれども、動画だとそうはいかない。特に望遠で撮るときはちょっとした手ブレが気になる。

 カメラを固定して撮るときは写真用の三脚でもいいが、撮りながらパンしたいなど、カメラの方向を動かすことがあるなら、ビデオカメラ用のオイルフリュード雲台を使うといい。

 可動部にオイルが入っていて、ゆっくり滑らかに動かすことができ、任意の位置にぱっと止めやすい。しかもレバーを持って動かすだけなので狙いやすいのだ。

 例えば、動いているものを追いかけながら撮るときや、風景をパンしながら撮るときに違いが出る。

手持ち
ビデオ用雲台

 ビデオ用雲台の方がまっすぐ滑らかに動いているのが分かる。

moveビデオ用雲台を使用
movieビデオ用雲台を使用

 こういうゆっくりした滑らかな動きはビデオカメラ用の雲台じゃないと難しいのだ。もし動画をきちんと撮るなら、雲台だけでもビデオ用のものをひとつ持っておくといいだろう。

 もうひとつ三脚(厳密には違うけれども)を使った動画を。

movie

 自転車にクランプヘッド(クランプでポールに締め付けてカメラを固定する)をつけて撮影した自転車車載動画だ。

 動画だとこんな遊びも手軽にできるし、デジカメならビデオカメラが苦手な広角動画も簡単に録れる。面白いものが撮れたら、適度な長さに編集してYouTubeなどにアップしよう。

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