米Eye-Fiが1月5日、米国ラスベガスにて開催中のInternational CESで、「Eye-Fi X2カード」の新機能「Direct Mode」を披露した。
Eye-Fi X2カードは、IEEE802.11n対応の無線LANを内蔵したSDHCカード。デジタルカメラで撮影した画像を、無線LAN経由でPCに直接転送したり、FlickrやFacebook、Picasaといったオンラインフォトサービスへ自動でアップロードしたりできる機能を持つ。エンドレスモードに設定すると、オンラインフォトサービスなどに送信済みの画像をSDHCカード内から自動的に削除でき、SDHCの容量を気にすることなく撮影することもできるという便利な製品だ。
今回発表されたDirect Modeは、Eye-Fi自身が無線LANアクセスポイントになることで、デジタルカメラで撮影した画像を、Eye-Fiモバイル版アプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末に直接転送できる技術となる。2011年中にEye-Fi X2カードの無償アップデートとして提供を予定しており、既存のEye-Fi X2カードのファームウェアをアップデートすることで利用可能になる。なお、Eye-Fiモバイル版アプリがどのプラットフォームに対応するかはまだ明らかにされていない。
特集:2011 International CES
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