続いて、GALAPAGOSの各種設定画面をチェックしよう。
本体の設定はツール内にある「各種設定」メニューで指定する。無線LAN(AOSSとWPSに対応、暗号化はWEP、WPA/WPA2 PSKをサポート)や、自動更新コンテンツを取得するためにサーバへアクセスする時間の指定、画面の明るさ(自動調整のオン/オフ設定も可能)、オートパワーオフ時間の設定、壁紙の変更など細かい設定が行える。キーボードはテンキーボード、QWERTYキーボード、手書き入力モードが用意される。予測変換機能をサポートしており、キーボード上部に候補一覧が表示され、テンキーと手書き入力モードでは左右のカーソルキーがあるので便利だ。
書籍ビューワの設定では、ページ送り時のエフェクト処理を選べる。特に書籍表示の設定では文字のサイズやフォント(4種類)、表示色(8パターン)、画面の自動回転、ルビ表示の有無、画像サイズ(等倍/2倍)、縦書き/横書きの選択(コンテンツにより異なる)など選択肢は多い。
最後に、GALAPAGOSの付加機能を確かめよう。
まずWebブラウザ機能は、Flash Lite 4やマルチタッチ操作に対応しており、YouTubeはバージョンアップでサポートする予定だ。SNS対応アプリとしては、mixiとTwitterの専用アプリが用意され、IDを登録すれば本の感想などをすぐに投稿できる。
読書の合間の息抜き用として、オリジナルゲームパックが収録されているのがユニークだ。全21タイトルあり、どれも単純で簡単に遊べるものばかりだ。息抜きにはちょうどいい力の抜け具合といえるだろう。
以上、動画でGALAPAGOSを見てきたが、試作機ながら動作はスムーズであり、特に読書回りの細かい設定は、これまでeBookで培ってきたシャープならではのこだわりも感じられる。2011年春に予定されている音楽やゲーム、動画などの機能がどのように実装されるのか、今から楽しみなところだ。
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